目次
- G.I.ジョーの切込隊長とも言えるスネークアイズにスポットライトを当てた作品!
- ハリウッドで醸成されてきたニンジャ映画の最新版!コスギ一家が作り上げてきたニンジャ映画が好きな方にはお勧め!
- 絵的なカッコ良さにとことん拘ったところに注目!
オススメ度 |
公開日 | 2021年 |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 121分 |
ジャンル | アクション |
『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』は2021年に公開された『G.I.ジョー』シリーズの第3弾。
監督は『RED/レッド』や『ダイバージェント』シリーズなどのロベルト・シュバンケで、『クレイジー・リッチ!』や『ラスト・クリスマス』などのヘンリー・ゴールディングが務めました。
タイトルの通りG.I.ジョーの切込隊長とも言えるスネークアイズにスポットライトを当てた作品となっています。
スネークアイズにスポットライトを当てたことでスピンオフかつ前日譚的な位置付けかと思っていたのですが、どうやらリブートのようで前二作で語られていたようなスネークアイズのかことは大きく異なっています。
言ってみればハリウッドで醸成されてきたニンジャ映画の最新版で、コスギ一家が作り上げてきたニンジャ映画な趣が好きな方にはバチっとハマる作品なのかもしれません。
なんだかタランティーノあたりが好きそうですw
往年のハリウッドニンジャ映画と比べ、きちんと日本でロケを行っているのは好印象ですね。なんと嵐影のアジトは姫路城がロケ地となっています。
ただし残念ながら個人的には好みではない映画で、おすすめ度としてもあまり高くはありません。
なぜかというと、登場人物たちが脚本に操作されているように強く感じてしまうからで、登場人物の言動や行動に血が通ってないんですよね。
なぜ血が通っていないように感じるかというと、展開を次に進めるために登場人物たちが普通では考えられない行動や言動を行ってしまうから。
いわゆるツッコミどころってやつですね。
例えば、ある重要なアイテムの場所やそのセキュリティを「どう考えてもそんな聞き方したら怪しまれるやろ」と思うセリフで聞き出したり。
またある時は、とある人物が殺されたら困る局面で、怪しまない方がどうかしているような方法でとある人物を守ったりと、とにかく血の通っていない行動や言動が多すぎるんです。ともするとほぼ全てのシーンでそんな行動や言動が目立つかもしれません。
登場人物たちが脚本に操作されている上、その脚本の面白さも欠ける気がして始末に負えない印象でした…。
いずれも設定がとてもとても薄く、なんていうか表面上しか考えられていないように感じてしまいます。例えば本作には3つの試練をスネークアイズが受けるのですが、語彙力を崩壊させて超個人的なことを言ってしまうとどの試練も面白くないんです。
とはいえ、ショー・コスギ時代の見せ場たっぷりなニンジャ映画が好きな人には刺さる作品かもしれません。絵的なカッコ良さにはこだわっているため、好きなカットで時間を止めて絵として飾るなら良く見えるかもですね。
そんな『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』ですが、気になる方は是非ご鑑賞ください。
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ただ、物理ディスクの強みである特典映像は少なく、音声解説の収録もないので、円盤をコレクションでもしていない限り、配信でもいいかなと思います。