オススメ度 |
公開日 | 2023年 |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 116分 |
ジャンル | アクション コメディ スパイ バディ |
- 劇場作品顔負けのアクション超大作!
- アナ・デ・アルマスがかっこいい!
- カメオ出演に注目!
『ゴーステッド Ghosted』はクリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス主演のスパイアクション超大作で、コメディ味もかなり強い作品です。
監督は『ボヘミアン・ラプソディ』や『ロケットマン』のデクスター・フレッチャーで、デクスター・フレッチャーと言うと、俳優を思い浮かべる人も少なくはないと思いますが、近年では監督業として大きな成功を収めていますよね。
クリス・エヴァンスやアナ・デ・アルマスの他、『戦場のピアニスト』でブレイクし、『プレデターズ』などアクション俳優的な一面も見せたエイドリアン・ブロディを悪役として起用しています。
“アクション超大作”と前述しましたが、一切誇張して書いているわけではなく、夏休みの時期に劇場でかけたとしても十分興行が見込めるブロックバスター映画と言って過言ではないと思います。
これが配信限定で公開されるのですから、AppleTV+のいよいよ他の配信サービスに追いついてきたと言った感じ。
とくに2023年に入ってからのAppleTV+はハイコンセプトなブロックバスター映画の制作へ舵を向けたように感じます。
そんな『ゴーステッド Ghosted』ですが、90年代〜2000年代に流行った”細かいことは気にしない”系アクション映画を思いっきり作ったぜと言ったテイストで、例えばコール(クリス・エヴァンス)初めての人殺しに戸惑うものの、次のシーンではケロッとしていたり、劇中登場する様々なデバイスは視覚的に観客に伝わりやすいように超ハイテック風なGUIになっていたり。
極め付けは本作のクライマックスで展開される一大アクションの数々。絵的な凄さをとことん追求し、画面外のことは一切無視。あんなところで、あんな風に大暴れしたら世界を守った攻防戦の足元で罪もない人が何十人と死んでるでしょうねw
ただし!上記のようなことを無視できる思いっきりの良さというのが90年代映画の真骨頂であり、面白さだと思います。
アーノルド・シュワルツェネッガーやブルース・ウィリスなど90年代に活躍したスターが道徳心を無視して殺しまくって積み上げてきた90年代映画の面白さを引き継いだ作品のように感じました。
ただし守る側と守られる側のジェンダーが逆転しているところが今風で、映画に新鮮味を与えていますね!
脚本には『デッドプール』や『6アンダーグラウンド』などのレット・リース&ポール・ワーニックに加え、トムホ版スパイダーマンシリーズを担当したクリス・マケナ&エリク・サマーズが参加しているということで、そりゃブロックバスター映画になるよなといった布陣です。
どこかデクスター・フレッチャー味を感じなかった作品ですが、本作には職業監督的な感覚で参加しているのかな。
脚本陣や俳優陣から想像できるカメオ出演の出かたが丁度よく、本作のカメオ出演を見るとクリス・エヴァンスが出演するあのシリーズは本当に仲が良いことが分かります。ある意味であのシリーズの質を上げたカメオ出演だったかもしれません。
そんな『ゴーステッド Ghosted』。是非ご鑑賞ください。
配信状況は上記の通り。『ゴーステッド Ghosted』はAppleTV+が独占配信している作品なので、AppleTV+でのみ鑑賞することが可能です。全話見放題で配信しているので、お試し期間中に解約すれば無料で全話見ることも可能です。
AppleTV+は全てオリジナル作品を展開している配信サービス。見渡す限りオリジナル作品で、配信オリジナルが好きな人にとって金脈のような配信サービスです。
どのドラマや映画もハリウッドで一度は見たことがある俳優が出演しており、スティーブン・スピルバーグなどの有名監督も参加しています。ここでしか見れないような掘り出し物を探している人にとって非常にお勧めな動画配信サービスとなっています。
結論『ゴーステッド Ghosted』を観たい人はAppleTV+一択です!