オレンチ
こんにちは!オレンチと申します。
この記事ではDisney+のオリジナルドラマ『ワンダヴィジョン』についてのあらすじ・感想・解説などを書いています。
今回は、
シーズン1 – エピソード3
について、ネタバレ込みでまだ本エピソードを鑑賞していない人は、さきに本編をご鑑賞してから当ブログにお越しいただくと幸いです。
目次
すぐわかる『ワンダヴィジョン』第3話のあらすじ
前回のあらすじ(第2話)
スーパーパワーをもつワンダとヴィジョン夫婦は”普通の夫婦”と思われるため、町の資金集めのために行われる催しに参加する。
今回のあらすじ
一晩にして妊娠したワンダ。さらに驚くべきスピードでお腹の子供は成長をしていく。そこへ引っ越してきたばかりのジェラルディンが訪ねてきて・・・。
よくわかる『ワンダヴィジョン』第3話の解説と考察
ワンダによって巻き戻された?
ヴィジョンがハートさんとのディナー<第1話参照>や、ハーブが外でブロック塀まで切断していたことについて異変を感じたとき、”異変を感じる直前”に巻き戻され、何もなかったことにされている。
第2話でもマンホールから”ハチをまとった人物”が現れたときに、同じようなことが起こったがまるでワンダがヴィジョンに知られたく無いことがあるかのようだ。
トミーとビリー
本作でワンダから生まれる双子の名前はトミーとビリーだ。
この2人は間違いなく
- トーマス・“トミー”・シェパード/スピード
- ウィリアム・“ビリー”・カプラン/ウィッカン
だろう。
原作ではワンダとヴィジョンの子供として登場し、それぞれトミーはスピードという名のヒーローに、ビリーはウィッカンという名のヒーローとなる。
ピエトロ・マキシモフ(演:アーロン・テイラー=ジョンソン)
ピエトロ・マキシモフは『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に登場したワンダ・マキシモフの双子の弟。
ホーク・アイを救ってウルトロンに殺された。
ウルトロン(演:ジェームズ・スペイダー)
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のメインヴィラン。
ジェラルディンは”モニカ・ランボー”
第2話から登場したジェラルディンはテヨナ・パリスという俳優が演じており、彼女は『キャプテン・マーベル2』でモニカ・ランボーを演じる予定なのだ。
同じ俳優を、全く関連性のないキャラクターを演じさせることは考えにくいので、ジェラルディンの正体はモニカ・ランボーである可能性が非常に高い。
彼女は『S.W.O.R.D.』のロゴをかたどったペンダント首から下げているため、『S.W.O.R.D.』の一員であることは間違いなさそうだ。(『S.W.O.R.D.』については第2話を参照)
ジェラルディンはこの街に引っ越してきたばかりで夫もいなければ、家も無い。
さらにハーブは「俺たちは皆・・・」と何かを言いかけている。
ここから推測するに、ジェラルディンだけ”異物”であり、彼女以外はワンダによって創造された人物なのではないだろうか。
つまり実体があり存在するのは、ワンダとジェラルディンだけということになる。
濃厚になった「ワンダ闇堕ち説」
以前からワンダの闇堕ち説がささやかれていたが、ここにきてかなり濃厚なものになった気がする。
第1話のディナーシーンで、ワインに「ハウス・オブ・M」を連想させる隠しメッセージがある。
「ハウス・オブ・M」とはマーベルコミックスの原作タイトルの一つで、精神を病んだワンダ・マキシモフが能力を暴走させ、世界を改変させてしまうストーリーなのだ。
第1話〜第3話まで見る限り、このドラマの舞台(ウエストビュー)は「ワンダが作った世界」もしくは「ワンダがコントロールしている世界」にしか見えない。
今回のワンダが妊娠中に起きる陣痛や破水が、ウエストビュー全域に影響している点もそのことを象徴しているようだ。
そもそも着ている洋服を自在に変更したり、チキンを卵まで遡らせる能力は、これまで見てきたワンダの能力とは若干ことなる。
いずれにしても少しづつ動き出した『ワンダヴィジョン』。
この先も非常に楽しみ!