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【解説】『ワンダヴィジョン 』シーズン1-エピソード2|伏線・考察・ネタバレ感想【ヘリのおもちゃに隠された秘密とハチの正体】

オレンチ

こんにちは!オレンチと申します。

この記事ではDisney+のオリジナルドラマ『ワンダヴィジョン』についてのあらすじ・感想・解説などを書いています。

今回は、

シーズン1 – エピソード2

について、ネタバレ込みでまだ本エピソードを鑑賞していない人は、さきに本編をご鑑賞してから当ブログにお越しいただくと幸いです。

『ワンダヴィジョン』シーズン1

エピソード1

エピソード2←この記事はコレ

エピソード3

エピソード4

エピソード5

エピソード6

すぐわかる『ワンダヴィジョン』第2話のあらすじ

前回のあらすじ(エピソード1)

都会を離れて郊外の静かな街へとやってきた新婚のワンダとヴィジョン。2人はヴィジョンの上司とのディナーの約束をすっかり忘れてしまい準備に追われる。

今回のあらすじ

スーパーパワーをもつワンダとヴィジョン夫婦は”普通の夫婦”と思われるため、町の資金集めのために行われる催しに参加する。

よくわかる『ワンダヴィジョン』第2話の解説

オープニングが『奥様は魔女』オマージュ

本エピソードからオープニングが着くようになったが、このオープニングが70年代のシットコム『奥様は魔女』にソックリなのだ。

こちらが『ワンダヴィジョン』のオープニング

そしてこちらが『奥様は魔女』のオープニング。

どうです?そっくりでしょ。

ヘリコプターに刻まれたロゴ

エピソードの冒頭でも外の物音にヴィジョンがビビっていたが、この”物音”にはMCUフェーズ4の大きな秘密が隠されているかもしれない。

 

昼間ワンダが自宅に1人でいる時も、物音がありヘリコプターのおもちゃが庭に落ちている様子が見れる。

このおもちゃをよく見ると以下のようなロゴが刻印されているのだ。

これは『S.W.O.R.D.』というマーベルコミックスに登場する組織の一つで、Sentiest World Observation and Response Department」の略。

地球外生命体などの脅威を監視する組織で、『S.H.I.E.L.D.』の宇宙版だと思ってもらえれば良い。

ストラッカーの腕時計

今回にも中盤にコマーシャルが挿入されており、今回紹介される時計はストラッカーという時計だ。

ストラッカーとは『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に登場したヒドラの指導者。

ワンダ・マキシモフにスーパーパワーを与えた張本人でもある。

また腕時計にはヒドラのロゴが刻まれていた。

ラジオから話しかけられる

中盤、委員会の会議とエピソードのラストで何者かがワンダに話しかけている。

ぶっちゃけ、現段階では何にもわからないですが、『S.W.O.R.D.』が話しかけている気がする。

子供を授かったワンダとヴィジョン

エピソードのラストでワンダは子供を授かる。

原作にはワンダとヴィジョンの間にウィッカンという子供がいて、以前からMCUへの参戦が噂されていたが、現実になりそうですね。

ただし”ヴィジョンはやっぱり死んでいる説“がまだ明確になっていない現在では、本当にウィッカンが登場するか否かは微妙なところ。

伏線としてこの先の展開に注目したいところ。

マンホールから現れた男の正体

おそらくだけどスウォームかなと。

元ナチスの科学者で、ハチの群が人間の形をなしているヴィラン。

『ワンダヴィジョン』のヴィランとして登場するのかな?こちらも伏線として注目していきたいです。

『ワンダヴィジョン』第2話の感想と考察

一気に2話も配信されるんすね。

第1話の感想で解説したシットコム感は今回も健在で、チューイングガムでポンコツになったヴィジョンが暴走するのを、ワンダがあの手この手で誤魔化すショーがなんとも楽しい。

『S.W.O.R.D.』やらスウォームらしきヴィランやら、少しづつ核心に近づいていく感じが楽しいっすね。

ここの生活に馴染みたいワンダ

本エピソードは主に「ワンダとヴィジョンは普通だとアピールするため、マジックショーをする」エピソードで、ワンダは「町に溶け込みたい」と思っている。

いっけん、スーパーパワーを隠したいヒーローの会話のように聞こえるが、第1話の解説でも言及した通り、ワンダがヴィジョンとの幻想を生き続けたいが故の行動にも思えてくる。

だめ!

本エピソードのクライマックスでスウォームらしきヴィランが登場するが、そのときヴィジョンは何もわからない様子だったが、ワンダはハチを纏う人物が何者か知っているようにも見える。

知っているが故の「だめ!」というセリフで、その後はワンダの能力で巻き戻しを行なったのではないか。そう思うとハチを待とう人物を見つめるワンダの表情は、”何か知っている感”を感じる。

カラーテレビの時代へ

本エピソードのラストで、モノクロ画像からカラー画像へと変わる。

これまでモノクロだった映像が一気に色彩豊かなカラーへと変わるシーンはなんとも幻想的で、見応えのあるシーンだが、これはカラーテレビの時代に突入したことを意味する。

つまりワンダヴィジョンは各エピソードでディケード(時代)が違うのだ。

カラーテレビがアメリカ合衆国の一般家庭に浸透したのは1695年あたりのことなので、第2話は1960年代あたりを描いたエピソードだろう。

60年代といえば冷戦真っ只中なので、ヴィジョンがぶちかます共産主義者のジョークは当時の時事ネタとも言えるだろう。

家の間取りや家具が違う

よく見ると第1話と第2話で家の間取りや家具がガラリと変わっている。

そもそも第1話は平家だったが、第2話では2階建ての家へと変更されている。

家具はソファやダイニングテーブルを見てもらえれば違いに気づくはずだ。

ファッションと髪型から読み解く『ワンダヴィジョン』

ファッションと髪型は時代を象徴するもので、とりわけ女性のファッションと髪型はディケードごとに大きな特徴を持っている。

ワンダ・マキシモフやその周りにいる女性のファッションや髪型を見れば時代を感じることが可能なのだ。

50年代(エピソード1)

まずはエピソード1のワンダの髪型と衣装を見てみよう。

ファッションは全体的にAラインで下半身がふわっとしている印象を受ける。

髪型についてはあまり詳しくないが、こんな感じ。(ちなみにページボーイスタイルというらしい)

 

続いて50年代のアメリカにおける代表的なファッションはこちら。

髪型もファッションも瓜二つなのがよくわかると思う。

60年代(エピソード2)

続いて第2話のファッションと髪型も見てみよう。

下半身がふわっとしたAラインから全体的にタイトな印象を受けるIラインに変わっている。

髪型も明らかに第1話と違うのがお分かりいただけるかと思う。(キスカールというらしい)

 

続いて60年代を象徴するファッションがこちら。

すっきりとしたIラインが目立ち、

柄が流行っていたことがよくわかる。

 

 

というわけで第3話は1970年代を時代背景としてカラーで語られるのだろう!髪型やファッションにも要チェック!

2000年代に突入すればスタンダードサイズからビスタサイズへと画面サイズも変わるかも。

 

『トゥルーマン・ショー』感

2話まで見た感覚で言うと、非常に『トゥルーマン・ショー』的な感覚を覚えました。

『トゥルーマン・ショー』はジム・キャリーが主演のハリウッド作品で、トゥルーマンの生活がすべてテレビ番組として放送されていたというもの。

トゥルーマンは一度も生まれた町から出たことがなく、町から出ようとするとあの手この手を使ってスタッフたちが妨害。自分以外の町の人は全員キャストで、妻さえも女優だったというトンデモない映画です。

トゥルーマンと違って、ワンダは自らテレビの世界で生活しているような気がするので、根本的には違うのかもしれないけど、1度見ておくと面白いかもしれません。

というわけで、まだまだわからないことが多いけど、今後も楽しみ!

色がついた瞬間、なんとも言えない脳内麻薬がでた!笑

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