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【解説】『ワンダヴィジョン 』シーズン1-エピソード1|伏線・考察・ネタバレ感想【怖さを感じる正体】

オレンチ

こんにちは!オレンチと申します。

この記事ではDisney+のオリジナルドラマ『ワンダヴィジョン』についてのあらすじ・感想・解説などを書いています。

今回は、

シーズン1 – エピソード1

について、ネタバレ込みでまだ本エピソードを鑑賞していない人は、さきに本編をご鑑賞してから当ブログにお越しいただくと幸いです。

『ワンダヴィジョン』シーズン1

エピソード1←この記事はコレ

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エピソード6

すぐわかる『ワンダヴィジョン』第1話のあらすじ

今回のあらすじ

都会を離れて郊外の静かな街へとやってきた新婚のワンダとヴィジョン。2人はヴィジョンの上司とのディナーの約束をすっかり忘れてしまい、準備に追われる。

よくわかる『ワンダヴィジョン』第1話の解説・伏線

ワンダ・マキシモフ(演:エリザベス・オルセン)

『ワンダヴィジョン』主人公の1人。

別名スカートレット・ウィッチ。ソコヴィア出身。

ヴィジョン(演:ポール・ペタニー)

『ワンダヴィジョン』の主人公の1人。

スターク・インダストリーズ

本エピソードの中盤で、トースターのコマーシャルが挿入されているが、販売元が「スターク・インダストリーズ」となっている。

「スターク・インダストリーズ」はトニー・スターク、つまりアイアンマンの会社。

ワンダ・マキシモフとその弟ピエトロ・マキシモフはスターク・インダストリーズ製の砲弾によって幼い頃トラウマを背負っている。

その時期というのが2000年ごろで、トースターの型番と数字が一致している。

ソコヴィア

ヴィジョンの上司夫婦が訪ねてきた際、「妻のワンダはソコヴィア出身」とヴィジョンが説明している。

ソコヴィアとは『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に登場した架空の国。

ちなみにワンダ・マキシモフ(スカーレットウィッチ)もヴィジョンも『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で初登場した。

ワンダとヴィジョンはどこからきたのか?

なんとかディナーの用意を切り抜けたワンダとヴィジョンは、上司とディナーの席に着く。

その矢先、上司の奥様から「どこからきたのか?子供はいないのか?」と質問された瞬間、一気にドラマの空気が変わる

むしろ怖くもある。

 

ほぼ間違いなく、この質問は『ワンダヴィジョン』の核心をついている

まだ詳細は不明だが、なぜこの2人が郊外でのどかに暮らしているのか、MCU全体に大きく関わってきそう。

間違いなく本作の重要な伏線になっているでしょう。

『ワンダヴィジョン』第1話の感想と考察

60~70’sシットコム

ついに来ましたよ。

直接的にMCUのストーリーに絡んでくるドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』の配信がとうとうスタートしました。

 

昨年2020年は、1作もMCUの新作が公開されなかったため(公開予定だった『ブラック・ウィドウ』は延期され、配信予定だった『ファルコン&ウィンダー・ソルジャー』も延期となった。)「MARVEL STUDIOS」のオープニングロゴを見るだけで、感極まりそうになっちまった。

おかえりMCU。

予告ムービーを見る限り、最初からシットコム(シチュエーションコメディの略。『フルハウス』など)のテイストだってわかっていたけど、思ったよりもガッツリシットコムだった。

というか完全に『奥様は魔女』

たしかに本作の”奥様”は紛うことなき魔女なので、何も嘘は言ってない。

『奥様は魔女』とは1964年から放送されていたドラマで、「結婚した相手が魔女だった」というシットコム。(ちなみにニコール・キッドマン主演で2005年に映画化もされている。)

▼『奥様は魔女』の予告動画▼

 

つまり本作は大々的に『奥様は魔女』をオマージュした作品と言える。

 

ちなみにワンダ・マキシモフを演じるエリザベス・オルセンの姉は、有名なオルセン姉妹(アシュレー=フラー・オルセンとメアリー=ケイト・オルセン)。

このオルセン姉妹は、子役の頃『フルハウス』のミシェル・タナー役で一躍有名になった。(現在は俳優業を引退している。)

フルハウスのミシェル。姉妹で1人の役を演じていた。

『フルハウス』は80〜90年代を風靡したシットコムで、エリザベス・オルセンとシットコムの意外な繋がりを感じることができる。

 

それにしてもヴィジョンの機械ネタ、強すぎないか?笑

作り手が本気で楽しみながらジョークを作っている姿が目に浮かぶ。

Earth-2800?

ワンダとヴィジョンは2800という文字が書かれた家に住んでいる。

これはマーベルコミックがそれぞれのユニバースを管理する番号で、ワンダとヴィジョンはEarth2800に住んでいるということをほのめかしているのではないだろうか。

そうなると既にMCUのマルチバース化が始まっており、『ドクター・ストレンジ イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』への大きな伏線になっている可能性も考えられる。

すでに『ドクター・ストレンジ イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』の監督サム・ライミは、「次作のドクター・ストレンジでマンダ・マキシモフは重要な役割を担う」と語っている。

死んだはずのヴィジョン

本作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後の物語。ひいては『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の後の出来事なのだ。

いまさらここで『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレについて気にする必要もないと思うので声を大にして言うが、ヴィジョンは『インフィニティ・ウォー』でサノスに殺されている。

『エンドゲーム』ではサノスの指パッチンによって消された人物が復活を遂げているが、ヴィジョンは指パッチンよりも前に殺されたため、『エンドゲーム』でも復活をしなかった。

 

つまりMCUの中でヴィジョンが復活したという事実は一度も語られていないのだ。

突き詰めて言うと、『インフィニティ・ウォー』以降、ヴィジョンはシットコムの中でしか登場していない

第1話のラストを見る限り、ワンダ(スカートレットウィッチ)とヴィジョンはテレビの世界に入り込んで夫婦生活(シットコム)を演じているに過ぎないのだが、何者かがテレビに向かって呼びかけている相手が、ワンダだけと言うことにも注目したい。

 

つまりテレビの世界に入り込んでしまっているのはワンダだけで、ヴィジョンは他の登場人物たちと同様に幻想に過ぎない可能性があるということだ。

タイトルもよく紐解くと、「ワンダとヴィジョンが主人公」と言う意味での『ワンダヴィジョン』と、「ワンダの幻想(ヴィジョン)」と言う意味での『ワンダヴィジョン』の二つの意味──、掛け詞になっていると考察することができる。

 

物語が進んでいくにつれ、徐々に解き明かされて行くであろうが、最も注目したいファクターの1つとして覚えておきたい。

フェイクのスタッフ

本エピソードのラストにフェイクのスタッフ名が登場する。

現時点で、どんな人物でどんな意味があるのかはっきりとしないが、ここにも伏線がかけられているように感じられる。

登場する名前は以下のとおり。

  • BABS DIGBY
  • ABE BROWN
  • LEONARD HOOPER
  • PAMELA BREWSTER
  • SAMMY ADDISON
  • MIRIAM NORTON
  • FELIX RIZZIO

ちなみに「Abe Brown」は『スパイダーマン:ホームカミング』に登場しているピーターの同級生の1人に同じ名前のキャラクターがいるようだ。

その人物のことを指しているのは、現段階では不明。

シットコム感と不気味さを感じる正体

画面アスペクト比はスタンダードサイズとモノクロ映画時代のサイズに拘っている一方で、機械フェイスのヴィジョンは映画シリーズと同様に<不気味の谷手法>をしっかりと施されていて、細部への作り込みを感じる。

このドラマがシットコムテイストを醸し出しているのは、もちろん第四の壁を通して聞こえるラフトラック(観客の笑い声)によるものが大きいが、画面の構図も大きく影響している。

本編を見てもらうとよくわかると思うが、ほとんどのショットがミディアムショット(登場人物が3人以上入るような距離感で撮られたショット)撮影されており、カメラの動作はパン(横振り)するくらいだ。

さらにほとんどのシーンはセットで撮影されている。

つまり、ラフトラック、ミディアムショット、パン、そしてセット撮影がシットコムの正体なのだ。

 

しかし本エピソードで一瞬だけ空気が変わるタイミングが訪れる。

上司の夫人が「どこからきたのか?子供はいないのか?」と質問するシーンだ。

 

このシーンでは登場人物にゆっくりとズームし、クローズアップしていく。

通常シットコムでは、このような技法はほとんど用いられない。

というのもズームは迫っていく被写体に注目させたいものであり、とりわけゆっくりズームさせると緊張感が増す。

表情へのクローズアップは言わずもがな、被写体の感情を強くスクリーンに映し出すために用いられる。

つまり『ワンダヴィジョン』はシットコムの中に本心を隠しているのだ。

おそらく今後『ワンダヴィジョン』を読み解く上で、ショットの作り出す空気の違いは重要になってくるでしょう!

『ワンダヴィジョン』が怖く感じる正体もショットの作り出す空気の違いによるもので、シットコムという古典的なコメディタッチから急にシリアスなショットの構図になるため恐怖を感じるのでした。

 

というわけで次回もよろしく!

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