オレンチ
はじめまして!オレンチと申します!
今回は、現役もしくは元殺し屋が主人公の映画を集めてみました!
早速ですが、以下目次からどうぞ!
目次
殺し屋が主役の映画
1.『ジョン・ウィック パラベラム』
2019年公開
上映時間:131分
あらすじ・解説
裏社会の聖域・コンチネンタルホテルでの不殺の掟を破ったジョン・ウィック。彼を待っていたのは裏社会の秩序を絶対とする組織の粛清だった。賞金首となり、殺し屋たちに狙われるジョンは生き残るため、かつて“血の誓印”を交わした女性に協力を求めるが…。(U-NEXTより)
解説・おすすめポイント
カンフーとガンアクションを融合させた「ガンフー」と言う言葉を新たに作り出した、無駄のない殺陣スキルが特徴的な殺し屋がジョン・ウィック。
状況判断能力に長けているようで銃やカンフーだけでなく、その場にあったアイテムも瞬時に凶器に変える才能をお持ちです。
アクションの特徴を俯瞰的に見てみると、ジャッキー・チェンイズムなアクションなのかもしれませんね。ジャッキーもその場にあるものをすぐ武器に変えますからね。
あまりにもジョン・ウィックが一般人の生活に溶け込んでいる日用品を武器にすると、「ガンフー」にちなんで「◯◯フー」と名付けられるようにもなりました。
代表的なものを挙げると、
ナイフとカンフーを融合した「ナイフー」。
図書館の本とカンフーを融合した「ブックフー」。
馬とカンフーを融合した「バフー」。
などなど。
映画作品としても人気を博し、現在3作目まで制作されており、4作目の企画も進行中です。
詳細情報
- 原題:John Wick: Chapter 3 – Parabellum
- 公開年:2019年
- 制作国:アメリカ
- 上映時間:131分
- 監督:チャド・スタエルスキ
- 製作:ベイジル・イヴァニク
- 撮影:ダン・ローストセン
- 脚本:デレク・コルスタット、シェイ・ハッテン、クリス・コリンズ、マークエイブラムス
- 原作:デレク・コルスタッド(キャラクター創造)
- 音楽:タイラー・ベイツ
- 出演:キアヌ・リーヴス、ハル・ベリー、マーク・ダカスコス
2.『イコライザー』
2014年公開
上映時間:132分
あらすじ・解説
元CIAエージェントのマッコールは、いまはホームセンターで働く、ごく普通の真面目な人間として生活していた。しかし、ある夜、なじみのカフェで娼婦の少女テリーと出会い、彼女を囲うロシアンマフィアの非情さに、内に眠っていた正義感が目を覚ましていく。かつてのマッコールは、身のまわりにあるあらゆる物を武器に変え、警察では解決できない不正をこの世から瞬時に消してしまう「イコライザー」と呼ばれる男だった。マッコールはテリーとの出会いから、再びイコライザーとしての仕事を遂行していく。(映画.comより)
解説・おすすめポイント
「19秒でどんな敵でも」みたいな宣伝文句を非常によく見かけますが、絶対に騙されないでください。
本作の良さはそこではありません。
本作の良さとは、デンゼル・ワシントン扮するロバート・マッコールさんが”如何に悪漢に悔しい思いを残させてぶち殺すか”というところにあります。
要するに心の底から「ザマァーーー!」と叫びたくなる映画が本作なのです。
このように映画から「ザマァ」を感じられることをカタルシス(浄化)と呼びますが、本作は最高のカタルシス映画です。
ひとつ実例を挙げておくと、
マッコールさんはわざと即死する急所を外し、出血によってじわじわ死んでいく悪漢の目を見つめながら最後の瞬間まで嫌味を言い続けるのです。
その時のザマァ感と言ったら快感でたまりません。なぜならこの死んでいく悪漢は、クロエちゃんをボコボコにした最低のクズ男だからです。
このように最低のクズ男たちを圧倒的な戦闘スキルでマッコールさんがひたすらしばく最高のカタルシス映画なのでした。
1作目ではまだ殺しを生業にはしていませんが、2作目以降ではそうなっていく様子が伺えるため、今回はランナップ入りさせていただきました。
3作目もぜひ期待したいです!
詳細情報
- 原題:The Equalizer
- 公開年:2014年
- 制作国:アメリカ
- 上映時間:132分
- 監督:アントワーン・フークア
- 撮影:マウロ・フィオーレ
- 脚本:リチャード・ウェンク
- 原作:マイケル・スローン、リチャード・リンドハイム
- 音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
- 出演:デンゼル・ワシントン、マートン、・ソーカス、クロエ・グレース・モレッツ
3.『ヒットマン』
2007年公開
上映時間:93分
あらすじ・解説
冷徹な暗殺者のエージェント47は、標的であるロシア大統領を射殺するが、何者かの密告で、インターポールとロシア連邦保安庁の双方から追われる身に。一体、誰が自分を陥れたのか? 真犯人を探る47は、事件の鍵を握る美しい娼婦ニカと出会う。(映画.comより)
解説・おすすめポイント
人気TVゲーム『ヒットマン』を映画化した作品。
本作の主人公エージェント47は、子供の頃から組織に殺し屋として育てられた筋金入りの殺し屋で、最も愛用する武器はピアノ線。
そのほか二丁拳銃を愛用し、刃物の扱いも一流的です。
黒いスーツに赤いネクタイがエージェント47の正装ですが、変装が得意でどんな職種の人にも化けることができます。
特徴は坊主頭に後頭部に彫られたバーコードのタトゥー。
詳細情報
- 原題:Hitman
- 公開年:2007年
- 制作国:アメリカ・フランス合作
- 上映時間:93分
- 監督:ザヴィエ・ジャン
- 製作:チャールズ・ゴードン
- 撮影:ローラン・バレ
- 脚本:スキップ・ウッズ
- 音楽:ジェフ・ザネリ
- 出演:ティモシー・オリファント、ダグレイ・スコット、オルガ・キュリレンコ
4.『メカニック』
2011年公開
上映時間:93分
あらすじ・解説
犯罪組織に雇われ、次々と仕事をこなす殺し屋、アーサー・ビショップ。ある時、彼は自分の親友の暗殺依頼される。葛藤しながらも、プロとして仕事を引き受け、実行した。親友の葬儀に出席したアーサーは、そこで親友の息子・スティーブと再会するが…。(U-NEXTより)
解説・おすすめポイント
孤高の殺し屋、アーサー・ビショップ。
どんな相手でも確実に仕留める凄腕の殺し屋として「メカニック」として呼ばれたり模する一方で、恩人の頼みで彼の息子を殺し屋に育て上げるなど、割と人間臭いところもあります。
弟子の後始末に翻弄される、ビショップの姿はちょっと可愛いです。
続編では、人質になった友人を救うために殺しをするなど、やっぱりヒロイックな一面が目立つ男ですね。
ちなみに1972年にチャールズ・ブロンソンが主演したアクション映画『メカニック』のリメイクでもあります。
詳細情報
- 原題:The Mechanic
- 公開年:2011年
- 制作国:アメリカ
- 上映時間:93分
- 監督:サイモン・ウェスト
- 製作:デヴィッド・ウィンクラー、ビル・チャートフ、レネ・ベッソン
- 撮影:エリック・シュミット
- 脚本:ルイス・ジョン・カリーノ、リチャード・ウェンク
- 音楽:マーク・アイシャム
- 出演:ジェイソン・ステイサム、ベン・フォスター
5.『ザ・コンサルタント』
2016年公開
上映時間:128分
あらすじ・解説
田舎町のしがない会計コンサルタント、クリスチャン・ウルフのもとに大企業から財務調査の依頼が舞い込む。彼は天才的な計算処理能力で重大な不正を見つけるが、なぜか依頼は一方的に打ち切られる。その日から、ウルフは何者かに命を狙われるようになり…。(U-NEXTより)
解説・おすすめポイント
表の顔は会計士、裏の顔は暗殺者と2つの顔を持った副業としての殺し屋が『ザ・コンサルタント』の主人公クリスチャン・ウルフです。
会計士だけでも儲かりそうなもんですけどね。
クリスチャンは自閉症をもっており、ルーチンワーカー的な生活も特徴的です。
銃ならどんなタイプのものでも扱うことができ、狙撃の腕も超一流です。さらに数字も得意というハイスペックな殺し屋です。
詳細情報
- 原題:The Accountant
- 公開年:2016年
- 制作国:アメリカ
- 上映時間:128分
- 監督:ギャヴィン・オコナー
- 製作:マーク・ウィリアムズ、リネット・ハウエル・テイラー
- 撮影:シェイマス・マクガーヴェイ
- 脚本:ビル・ドゥビューク
- 音楽:マーク・アイシェム
- 出演:ベン・アフレック、アナ・ケンドリック
6.『コラテラル』
2004年公開
上映時間:120分
あらすじ・解説
ロサンゼルスのタクシー運転手マックスは、ヴィンセントというビジネスマン風の紳士を拾い、一晩で5カ所を回るよう依頼される。だがヴィンセントの正体はプロの殺し屋で、麻薬組織から殺害を請け負っていた。マックスはその手伝いをさせられるハメに…。(U-NEXTより)
解説・おすすめポイント
『コラテラル』はトム・クルーズ初の悪役としても話題になりました。
マフィアから殺しの依頼を受けてNYにやってきたヴィンセントは、タクシー運転手を自分の足として使うことで一夜にして5人の殺しをやってのけるプロの殺し屋です。
愛用している銃はH&K USP45。(ハンドガン)
深夜に鳴り響く銃声が印象的な作品です。
詳細情報
- 原題:Collateral
- 公開年:2004年
- 制作国:アメリカ
- 上映時間:120分
- 監督:マイケル・マン
- 製作:マイケル・マン、ジュリー・リチャードソン
- 撮影:ディオン・ビーブ、ポール・キャメロン
- 脚本:スチュアート・ビューティー
- 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
- 出演:トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス
7.『スモーキン・エース』
2015年公開
上映時間:148分
あらすじ・解説
ラスベガスを舞台に、大物マフィアに100万ドルの賞金を懸けられた1人の男を巡って、7人の殺し屋やFBIが壮絶な争いを繰り広げる。人気R&Bアーティストのアリシア・キーズが殺し屋役で出演。(映画.comより)
解説・おすすめポイント
多種多様な殺し屋が、1人のターゲットを狙うという狙われた方が不憫でならない作品が本作『スモーキン・エース』。
いわば殺し屋の群像劇、殺し屋のバーゲンセール見たいな映画です。
『ザ・コンサルタント』のベン・アフレックも出演していますが、本作ではかなり冴えない役どころです。
とはいえ駆け出しの頃のベン・アフレック──、というわけではなく人気が下火になった頃のベン・アフレックです。
この作品のあと監督業として再び返り咲き『ザ・コンサルタント』の主役をゲットしたベン・アフレックでしがが、ワインスタイン騒動で再び人気は下火へ。
第3次ベン・アフレック人気期に期待しましょう。
『スモーキン・エース』の話なのに、ベン・アフレックの話をしてしまった。。
詳細情報
- 原題:Smokin’ Aces
- 公開年:2006年
- 制作国:アメリカ・フランス・イギリス合作
- 上映時間:109分
- 監督:ジョー・カーナハン
- 製作:ティム・ビーヴァン、ジョー・カーナハン、ライザ・チェイシン
- 撮影:マウロ・フィオーレ
- 脚本:ジョー・カーナハン
- 音楽:クリント・マルセル
- 出演:ライアン・レイノルズ、アンディ・ガルシア、アリシア・キーズ、レイ・リオッタ
8.『天使の処刑人 バイオレット&デイジー』
2011年/アメリカ
上映時間:88分
あらすじ・概要
ニューヨークでお手軽な仕事だけを請け負う殺し屋のバイオレットとデイジーは、あこがれの新作ドレス欲しさに、ある仕事を引き受ける。それは、自ら電話をかけ殺してほしいと頼んできた男を殺すだけの、ごく簡単な仕事のはずだった。しかし、男は別の殺し屋にも狙われており、2人は思わぬ事態に巻き込まれていく。
(eiga.comより)
解説・おすすめポイント
『ブルックリン』のシアーナ・ローシャンと『シン・シティ』のアレクシス・ブレーデルが、ティーンエイジャーの殺し屋に!
二人ともブルーの瞳がとってもキュートな殺し屋です。
冒頭の殺しシーケンスは『パルプフィクション』を彷彿させてくれます。
殺しの理由は「新しいドレスを買うため」とバイト感覚で殺しを請け負う何とも粋な二人組であります。
詳細情報
- 監督:ジェフリー・フレッチャー
- 出演:アレクシス・ブレーデル、シアーナ・ローナン
9.『サムライ』
2009年公開
上映時間:118分
あらすじ・解説
恋人にアリバイを頼み仕事に出掛けていく殺し屋・ジェフ。クラブの経営者を殺害し、現場を後にしようとしたその時、黒人歌手・バレリーに顔を見られてしまう。だが警察で行われた面通しで、なぜかバレリーはジェフが犯人であることを否定する。
(U-NEXTより)
解説・おすすめポイント
まさに”いぶし銀”という言葉が似合う一作で、アラン・ドロンの絶頂期に作成された作品です。
アラン・ドロンが孤高の殺し屋に扮し、運命の美女(ファム・ファタール)に翻弄されていく様を描いたノワール的な展開をしていきます。
本作はニコラス・ウィンディング・レフンの『ドライヴ』(11)や北野武監督に大きな影響を与えており、本作の監督ジャン=ピエール・メルヴィルはヌーヴェルバーグの精神的父とも呼ばれています。
ヌーヴェルヴァーグとは1960年ごろから巻き起こったフランスの映画革命で、メルヴィルはヌーヴェルヴァーグを牽引した監督たちから慕われていたため、精神的父と呼ばれていたようです。
詳細情報
- 原題:Le Samouraï
- 公開年:1967年
- 制作国:フランス
- 上映時間:105分
- 監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
- 撮影:アンリ・ドカエ
- 脚本:ジャン=ピエール・メルヴィル
- 音楽:フランソワ・ド・ルーベ
- 出演:アラン・ドロン、フランソワ・ペリエ、ナタリー・ドロン
10.『いぬ』
1963年公開
上映時間:109分
あらすじ・解説
服役中に妻を失うも、出所後は新しい女もでき、新たな仕事に腕が鳴るモーリス。彼は親友のシリアンが用意した穿孔器を持って仲間と大邸宅に押し入るが、警官隊に包囲され被弾、逮捕されてしまう。モーリスはシリアンが密告者だと疑い、恨みを募らせるが…。(U-NEXTより)
解説・おすすめポイント
『サムライ』よりも前のメルヴィル作品であり、フランスのノースタント野郎ジャン=ポール・ベルモンドが殺し屋に扮した作品です。
ベルモンドはこの作品のあとドンドン過激なスタントに自ら挑戦するようになっていきます。
詳細情報
- 原題:Le Doulos
- 公開年:1963年
- 制作国:フランス
- 上映時間:109分
- 監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
- 製作:ジョルジュ・ド・ポールガール、カルロ・ポンティ
- 撮影:ニコラ・エイエ
- 脚本:ジャン=ピエール・メルヴィル
- 音楽:ポール・ミスラキ
- 出演:ジャン=ポール・ベルモンド、セルジュ・レジアニ
11.『レオン』
2015年公開
上映時間:148分
あらすじ・解説
プロの殺し屋として孤独な日々を送るレオンのもとに、家族を惨殺された少女・マチルダが助けを求めてやってくる。復讐のために殺しの訓練を乞う彼女を断りきれないレオンは、マチルダと奇妙な同居生活を始める。2人は徐々に心を通わせていくが…。(U-NEXTより)
解説・おすすめポイント
みんな大好き殺し屋と少女の歪な恋愛を描いた作品『レオン』。
レオンはこれまで紹介してきたような、世界を股にかけるような殺し屋ではなく、町の殺し屋的なスケールの殺し屋です。町医者的な感じですね。
ニット帽や丸サングラスなど、仕事着にはそれなりのこだわりがあるらしく、すぐに揃う着こなしなので、真似したくなる格好をしています。
たぶん大型のコスプレオフ会なら3人くらいはレオンがいるでしょう。
殺し屋のオフにフォーカスした作品で、かなり生活感を感じられる作品でもあります。
詳細情報
- 原題:Léon
- 公開年:1994年
- 制作国:フランス・アメリカ合作
- 上映時間:110分(劇場版)133分(完全版)
- 監督:リュック・ベッソン
- 製作:パトリス・ルドゥー
- 撮影:ティエリー・アルボガスト
- 脚本:リュック・ベッソン
- 音楽:エリック・セラ
- 出演:ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン
終わりに
ここまでお読みいただきありがとうございました!
こちらの記事をよろしく!
この2つの記事をセットにすることで僕の名刺がわりになります。
さらに「この映画見たよー」「こんな映画もおすすめだよー!」という方、下のコメント欄からどしどしコメントをいただければと思います!
オレンチ
コメントは必ず返して、教えていただいた映画の考察や紹介などもさせていただきたいです!
今回ご紹介した映画を一つでも気になったものがあれば、ぜひぜひご鑑賞ください!