映画だらけのオレンチ 
- １話３０分ほどで合計８つのエピソードから構成されるオムニバス形式のドラマ
- フェミニズムにまつわるテーマを、ダークなユーモアたっぷりに描いた寓話集
- フェミニズム版『世にも奇妙な物語』、フェミニズム版『イソップ物語』
| オススメ度 |
| 公開日 | 2022年 |
| 制作国 | アメリカ |
| エピソード数 | 8話(1シーズン) |
| 1話平均 | 30分 |
| ジャンル | ドラマ コメディ オムニバス |
オールスターキャストでお送りするジャンルを超越したアンソロジー･シリーズ。ジェンダーや自主性、アイデンティティーなどのテーマが予想外の手法で描かれ、８話のダークでユーモアに満ちたフェミニストの寓話が紡がれる。
（AppleTV+より引用）
『彼女達が、キレた時』はAppleTV+がオリジナルで配信しているドラマ。１話３０分ほどで合計８つのエピソードから構成されるオムニバス形式のドラマです。
それぞれのエピソードで、家父長制やミソジニー、古きプリンセス像（自主制）などフェミニズムにまつわるテーマを、ダークなユーモアたっぷりに描いた寓話集で、フェミニズム版『世にも奇妙な物語』、フェミニズム版『イソップ物語』といったところですね。
寓話というのは比喩によって人々の生活にまつわる教訓などを諭そうとする物語のことで、前述した『イソップ物語』や日本人としては馴染み深い『日本昔話し』などが寓話として上げられます。
比喩（メタファー）とは簡単に言えば「たとえ」「見立て」のことで、つまり寓話とは「たとえ話」ということですね。
本作が諭そうとするのはもちろんフェミニズムにまつわるテーマで、どんな比喩がされているかは『消された女』『棚に上げられた女』『カモに餌付けされた女』などなどそれぞれのタイトルで『○○○た女』というふうに○○○の中で示されています。
何を諭そうとしていたかは劇中で語られることがないので、ともすると比喩に気がづけないエピソードの数だけ、ひょっとしたら女性に嫌な思いをさせてしまっているかも？というバロメーターになるかもしれませんね。
比喩表現について難しいと感じてしまった僕は、男性としてまだまだだなということをとても痛感したドラマでした・・・。もっと日常に目を凝らし、もう一度視聴する必要がありますね。
キャストはニコール・キッドマンを筆頭にアリソン・ブリーやベティ・ギルピンなど劇場公開作品で目にする俳優が各エピソードの主演を演じています。
というわけで『彼女達が、キレた時』、気になる方は是非ご鑑賞ください。
配信状況は上記の通り。『彼女達が、キレた時』はAppleTV+が独占配信している作品なので、AppleTV+でのみ鑑賞することが可能です。全話見放題で配信しているので、お試し期間中に解約すれば無料で全話見ることも可能です。
AppleTV+は全てオリジナル作品を展開している配信サービス。見渡す限りオリジナル作品で、配信オリジナルが好きな人にとって金脈のような配信サービスです。
どのドラマや映画もハリウッドで一度は見たことがある俳優が出演しており、スティーブン・スピルバーグなどの有名監督も参加しています。ここでしか見れないような掘り出し物を探している人にとって非常にお勧めな動画配信サービスとなっています。
結論『彼女達が、キレた時』を観たい人はAppleTV+一択です！
配信状況は2023年9月6日時点のものです。
