オレンチ
こんにちは!オレンチと申します。
この記事ではDisney+のオリジナルドラマ『ワンダヴィジョン』についてのあらすじ・感想・解説などを書いています。
今回は、
シーズン1 – エピソード4「」
について、ネタバレ込みでまだ本エピソードを鑑賞していない人は、さきに本編をご鑑賞してから当ブログにお越しいただくと幸いです。
目次
すぐわかる『ワンダヴィジョン』第4話のあらすじ
前回のあらすじ(第3話)
一晩にして妊娠したワンダ。さらに驚くべきスピードでお腹の子供は成長をしていく。そこへ引っ越してきたばかりのジェラルディンが訪ねてきて・・・。
今回のあらすじ
サノスの指パッチンから復活したモニカ・ランボーは「S.W.O.R.D.」に復帰する。ニュージャージー州、ウエストサイドビューの集団失踪事件を調べていたモニカは町の中に吸い込まれてしまい・・・。
よくわかる『ワンダヴィジョン』第4話の解説と考察
ハルクの指パッチンで復活したモニカ
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のラストで、”サノスの指パッチン”によって全宇宙の人口が半分にされてしまう。
その5年後、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で”ハルクの指パッチン”によって消された人たちが甦る事になる。
つまり第4話の冒頭は”ハルクの指パッチン”直後の出来事なのだ。
モニカは5年前、母親の退院に立ち合おうとしていたが”サノスの指パッチン”によって消滅してしまう。
母親のマリア・ランボーは”サノスの指パッチン”の影響を受けなかったのもの、モニカが消えた2年後に癌の再発で亡くなってしまっている。
マリア・ランボーが癌の再発で亡くなった3年後に、モニカ・ランボーは”ハルクの指パッチン”によって復活するがモニカの時間は5年前で止まっているため、冒頭で病院のスタッフと混乱をしていたというわけ。
ジェームズ・E・ウー(演:ランドール・パーク)
本作でモニカの捜査を担当することになる、ジェームズ・E・ウー捜査官は元「S.W.O.R.D.」のメンバーで、『アントマン&ワスプ』にてスコット・ラングを監視していた人物だ。
『アントマン&ワスプ』の時よりも少々出番が増えたようで、フェーズ4での活躍が期待される。
おもちゃのヘリの正体(第2話に登場)
第2話で空から降ってきたヘリコプターのおもちゃは、「S.W.O.R.D.」がウエストサイドビューに放ったドローンだった。
ワンダの作った世界に入り込んだ時、時代に合わせてドローンからヘリコプターのおもちゃに改変されたよう。
ダーシー・ルイス(演:カット・デニングス)
ウエストサイドビューの様子をテレビに捉えた天文学者は、ダーシー・ルイス。
『マイティ・ソー』と『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』でコメディリリーフを担当していた古参キャラだ。
惜しくも『マイティ・ソー/バトルロイヤル』では出番がなかったが、フェーズ4への復活が噂されていた。
まさか『ワンダヴィジョン』で復活するとは!今後フェーズ4での活躍が非常に楽しみ!
『S.W.O.R.D.』の創設者
「S.W.O.R.D.」の創設者はモニカの母で、キャロル・ダンバース(キャプテン・マーベル)の親友、マリア・ランボーだった。(『キャプテン・マーベル』(19)に出演。)
1995年に宇宙からの脅威をしったマリアは「S.W.O.R.D.」を創設していたのだった。
六角形は「AIM」のロゴマーク
これまでの『ワンダヴィジョン』で幾度となく”六角形のモチーフ”が登場している。
- ワンダが作り出している世界の範囲が六角形
- 各話の終了時、六角形のアイリスアウトで閉じる
- 第2話のオープニングで星が六角形を象っている
これらが意味するのはおそらく世界征服を目論む悪の秘密結社「A.I.M.」を示唆している。
「A.I.M.」はアドバンド・アイディア・メカニクス(Advanced Idea Mechanics)の略で科学のちからを集結させ各国政府の転覆を狙う科学者たちの組織だ。
「A.I.M.」の戦闘員のスーツが、養蜂業者がハチに刺されないために着る防護服に似ているため”ビーキーパー”と呼ばれている。
つまり第二話のラストにマンホールから登場した男は、「スウォーム」ではなく「A.I.M.」のビーキーパーであると思われる。
さらに第4話の流れから推測するに、「S.H.I.E.L.D.」のなかに「ヒドラ」のスパイがいたように、「S.W.O.R.D.」のなかに「A.I.M.」のスパイがいると思って良いだろう。