オレンチ
はじめまして。オレンチと申します。
2020年1月10日に『マンダロリアン』の第3話が配信開始されましたね!
この記事ではスターウォーズ初の実写化ドラマ『マンダロリアン』の第3話の感想を、ネタバレ全開でお届けしたいと思います。
『マンダロリアン』は日本ディズニーが提供する動画配信サービス「ディズニーデラックス」にて配信中です。
毎週金曜0時に最新話が公開されます。
詳しくはドラマ『マンダロリアン』の動画配信を全話無料で観る方法を参考にしてください。
前話の感想は以下の記事をご覧ください!
関連記事:徹底解説!スターウォーズ初の実写ドラマ、マンダロリアンとは?!
前回までのざっくり振り返り
無事標的のベイビーヨーダを確保したマンダロリアンだったが、トランドーシャン族のバウンティハンターにたちに襲われる。トランドーシャン達を振り切ったマンダロリアンがレイザ―クラフトへ戻ると今度はジャワ族に宇宙船の部品を盗まれ惑星アルバラー7から脱出不可能になってしまう。
クイールの助けによってジャワたちと交渉したマンダロリアンは、サイの様なクリーチャー、マッドホーンと戦うことに。
マッドホーンに翻弄され絶体絶命だったマンダロリアンだったが、ベイビーヨーダの不思議な力によってマッドホーンを撃退。無事部品を撮り返したマンダロリアンはクイールとともにレイザークラフトを修理し、惑星アルバラー7を後にするのだった。
とまぁ第2話の『マンダロリアン』こんな感じでしょうか。
物語的にはあまり前進しませんでしたが、トランドーシャン族やジャワ族が登場するなど、ファンには嬉しい要素がありましたね!
西部劇色を色濃く出して展開するのかと思いきや、トランドーシャン族との戦闘はサムライ劇的な一面も垣間見せてくれました!
さてさて第3話にはどんな展開がまっているのでしょうか・・・。
ストーリーの流れにそって感想をぶちまけていきたいと思います。
感想・解説
ひとまず第3話の感想を総評すると、劇&熱!
劇熱でした!!!
もう一回言っていい?ダメと言われても言うけど、
劇熱!!
中盤から後半にかけた展開─、とりわけマンダロリアンが一堂に集結した瞬間は、「夢が叶った」的な感覚に近いものを感じました。
依頼完了。クライアントの元へ
レイザ―クラフトを修理し惑星アルバラー7を後にしたマンダロリアンは、寄り道することなく依頼主クライアントの元へ。
帰還中のレイザ―クラフト内部では、マンドーとベイビーヨーダのちょっとホッコリする場面が垣間見えましたね。
このホッコリする場面ですが、目的としてはベイビーヨーダに対してマスコット的印象を与える演出かつ、後の伏線につながります。
それにしても《ベイビー》といいつつ齢50歳なんですよねあの緑。
前回のカエル型原生生物を食ってるショットもそうですが、今回のボールっぽいレバーで遊ぶ仕草をみていると、精神年齢は見た目のままのようなんですが・・・、50年もこの調子だとちょっとカライ(辛い)。
どうしてもベイビーとか子供的なものを見ると、親目線でみてしまうもので、50年もあの調子だと気が狂いますね。
そもそもヨーダの種族って何世紀も生きるから、人間には経験しえない数多の知識が備わり、ゆえに彼らを賢人たらしめてると思ってたんですよ。要するに経験則がモノを言う賢人かなって。
でもベイビーヨーダを見ていると、成長そのものが遅いみたいじゃないですか。
だとすると200歳くらいのヨーダってオラついてたりしたんですかね。
とまぁ50歳へのいちゃもんはこれくらいにして、ベイビーヨーダを無事、依頼主の元へ届けたマンドーは約束通りベスカーを大量に報酬として受け取りました。
第1話で、板1枚でもそれなりの量だと言及されていましたので、報酬がかなりの大きさだと言うことは視覚的にもよくわかります。
誇りの高さが何よりも評価される民族
大量のベスカーを受け取ったマンドーはマンダロリアン達が潜むアジトへ戻ります。
このアジトは第1話以来の登場で、概ね場面の切り替えは最終的にジェングの頭骨が入口に象られた火事場へと向かっていきます。
ただし第1話と少々雰囲気が違うのは、仲間のマンダロリアン達が、自分達民族を粛清と言う形で滅ぼした帝国から報酬を受け取ったマンドーを快く思っていなく、攻撃的に絡んできます。
この場面のおかげで、マンドー以外のマンダロリアンにも生を感じましたし、より深くマンダロリアンという民族について垣間見ることができたんじゃないでしょうか。
「ハンターでもあり獲物でもある。それが我らの道」と言うセリフは、常に戦いの場に身を置くスパルタ的な戦闘民族であることがよくわかります。
マンダロリアンとして誇り高いことが何よりも評価される民族なのでしょう。その一つの測りとして、「ヘルメットを脱がないこと」が挙げられていましたね。
同時に《マンドー以外のマンダロリアンにも生を感じた》という感覚や、《誇り高いことが何よりも評価される民族》という印象は、後の展開に大きく関わってきます。
ちなみに、ベスカーを使って新たに装備を整える展開ですが、第1話での予想が当たりました!やったぜ!
やはり、第1話で肩当てをこさえた後のシーンで、作った肩当てに対してヒッチコックの法則(後に重要な役割を果たす人、もしくは物に対してクローズアップで撮影すること)で撮影されていたのは、《徐々に装備が増える》という意味がありましたね。
毎回─、というわけではありませんが、今後も装備は増えていくでしょう。
ジェットパックとか、ジェットパックとか、ジェットパックとか。
あと右足だけ銀ピカじゃないし。
火炎放射機だいすきやん
ベイビーヨーダのことが気になりつつも、次の依頼をギルドから受け、飛び立とうとした瞬間─。ボール型のグリップが外れたレバーを見たマンドーのなかで何かがはじけます。
ここで冒頭にホッコリさせたシーンが活きてきましたよね。
要するにマンドーも我々と同じくホッコリしてたわけで、表情の内アンチヒーローが初めて感情をむき出しにした瞬間でした。
第1話、第2話と比べると、ここまでアイキャンディ的な戦闘シーンが無かったのですが、ここから先は右肩上がりにマンドー劇場の始まりです。
ストームトルーパーを蹴散らし、囲まれたと思いきやナントかっていう新兵器(名前忘れた)のお披露目。
予想以上でも以下でもない性能でしたが、無事ピンチを切り抜けます。
それにしても、あの新兵器は弾もベスカーなんでしょうか?火事場の姐さんが「貴重だから慎重に使うんで」と忠告してたので、めちゃくちゃ気になってます。
もしベスカーならもったいなさ過ぎて撃つたびに集中できなくなっちゃう・・。
さて帝国残党のアジトを脱出したマンドーでしたが、トラッキング・フォグが反応したバウンティハンター達がマンドーの前に立ちはだかります。
1対多の圧倒的不利な状況のなか、大好きな火炎放射機でマンドーも負けじと応戦。
今のところ火炎放射機の利用率は皆勤賞ですからね。
マンドーが好きなのか、ジョン・ファブローが好きなのか気になるところではありますが、応戦もむなしくマンドーはどんどん追い詰められていきます。
ちなみにここにいたザブラク族(ダースモールの種族)のバウンティハンターが個人的に好みでした!
夢がかなった場面
ギルドの協定を破り、バウンティハンターどもに追い詰められたマンドー。
絶体絶命のピンチを救うために現れたのは─・・・。っとだいたいの人が予想できちゃう展開ですよね。
予想通りの展開だと、感情の盛り上がりも盛り下がりもなく、ただそのシーンを通過するだけだったりすることも少なくないんですが、今回に関しては予想通りが最&高に嬉しい展開でしたね。
『クローンの攻撃』で何十本もライトセーバーが表れた瞬間に似ていると言いますか、物量がモノを言う夢のシーンだったんじゃないでしょうか。
だってたくさんのマンダロリアンがあんなに上手にジェットパックで飛んでるんですよ!!
ボバ・フェットもジャンゴ・フェットもせっかくジェットパック背負ってるのに飛ぶと言うより飛ばされると言った方が正しいかったですもんね。
マンダロリアンアーマーも銃器もバリエーションに富んでいて、とりわけミニガンに興奮しない男性陣はいないんじゃないですかね。『ローグ・ワン』あたりからバリエーション増えましたよね。重火器の。
というわけで、マンダロリアン達の協力を経て、無事マンドーはバウンティハンターギルドの追撃をかわすのでした。
今後の展開
さてさて、今後の展開についての予想ですが、正直全然わかりません!笑
第4話のサムネイルを見る限り、メインキャラクターのジーナ・カラーノ演じるキャラ・デューンが登場するようですが、どのようなシチュエーションで出会うのでしょうか。
間違いなく帝国の残党とバウンティハンターギルドはマンドーの後を追うでしょうし、アジトを追われたマンダロリアン達の再登場もきになることろ!
またベスカーを撃つ音と共にマンドーの過去が垣間見える仕様のようですが、ヘルメットの件を踏まえると、マンドーはマンダロリアン出身ではないのでしょうか。回想に現れる両親と思わしき二人は見るからにマンダロリアンではなかったですよね。
ベイビーヨーダを生かすことに拘ったドクター・パーシングの今後も気になるところかな~と思ってます。
あとは早いところジェットパックを作ってもらおう!飛べマンドー!!