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【ネタバレ】『マンダロリアン』第2話 感想・解説

オレンチ

こんにちは!オレンチです!

新年1発目!1月3日にスターウォーズ初の実写化ドラマ『マンダロリアン』の第2話が配信開始されました!

『マンダロリアン』は日本ディズニーが提供する動画配信サービス「ディズニーデラックス」にて配信中です。

毎週金曜0時に最新話が公開されます。

前話の感想は以下の記事をご覧ください!

【ネタバレ】『マンダロリアン 』第1話 感想・解説・評価|待ち望んだ賞金稼ぎのスターウォーズ・ストーリー

関連:徹底解説!スターウォーズ初の実写ドラマ、マンダロリアンとは?!

前回までのざっくり振り返り

帝国の崩壊(『ジェダイの帰還』)から5年後─、賞金稼ぎとして生計を立てる一人の男がいた。

名も知れないこの男はかつて銀河中に恐れられた戦闘民族「マンダロリアン」の生き残り。

ある日マンダロリアンは裏ルートで闇の依頼を引き受ける。目的地の星に降り立ったマンダロリアンは原住民アグノート種族のクイールの力を借りターゲットが潜むアジトまでたどり着く。同時に暗殺用ドロイドIG-11も現れ、共通の目的だと知ると二人は共闘し、ターゲットを守る戦闘員の撃退に成功。闇の依頼のターゲットとは、まだ幼いベイビーヨーダだった。

マンダロリアンはベイビーヨーダを殺すことで報酬を得ようとしたIG-11を暗殺し、ベイビーヨーダと共にアジトを去るのだった。

第2話感想

第2話の感想を総評すると「あんまり物語が前進しなかったな」という印象です。

依頼主(クライアント)には会わないにしても、彼のいる星に戻るくらいはするかなと思っていたので、まさか第2話も惑星アルバラー7に費やすとは笑。

そもそも第1シーズンって1話30分(第1話のみ39分)の8話構成ですよね・・・。

この進み具合だと第1シーズンでどこまで謎が回収されるか気になるところです。

第2シーズンも決まってるし、スッキリ終わらせる気はなさそうですね・・・。

だからといって第2話が面白くなかったのか!?と言えば、そうではなく。

やはりスターウォーズファンならニヤリとしてしまう瞬間や、初めてスターウォーズに触れる人にとっても楽しい展開は多々ありました!

以下章建てで詳しく第2話「ザ・チャイルド」に迫ってみたいと思います!

トランドーシャン族とチャンバラ劇!

第2話には、スタウォーズファンなら馴染み深い2つの種族が登場します。その1つがトランドーシャン族です。

冒頭─、ベイビーヨーダを救った?マンダロリアンにトカゲ型のヒューマノイドがマンダロリアンを襲います。

彼らの種族名はトランドーシャンといい、「スターウォーズ バウンティハンター」と言えば必ずトランドーシャンを連想する人がいるはずです。

その理由は、『帝国の逆襲』に登場したトランドーシャンのボスクというバウンティハンターによるものです。

凄腕バウンティーハンター、ボスク。

ボスクはマンダロアアーマーを身にまとった賞金稼ぎボバ・フェットの言わば育ての親。ボバと同じく銀河で最も恐れられた賞金稼ぎの一人です。

トランドーシャン族は以外にも人気が高く、スターウォーズのMMORPG『スターウォーズギャラクシーズ』のプレイアブルキャラクターとしても選択が可能でした。

オレンチ

個人的なことを言えば、弟がボスクの大ファンで、ギャラクシーズでもトランドーシャン族を選択していたのでとても印象深くのこっていますw

ちなみに、トランドーシャン族はウーキー族と種族間で仲が悪く、ボスクもまたウーキー狩りで名をはせていたようです。

さらにボスクの名は『ハン・ソロ/スターウォーズ・ストーリー』でも聞こえてきます。

本作ではそんなトランドーシャン族と銃撃戦・・・!

っとおもいきやま・さ・かのチャンバラ劇!

スターウォーズのアイキャンディと言えば「銃撃XチャンバラXファンタジー」が定石ですが、第1話の感想には《チャンバラ要素を排除したスタウォーズ的西部劇》と言及しました。

《チャンバラ要素を排除したスタウォーズ的西部劇》で『マンダロリアン』は進んでいくのかと思いきや、ジェダイ顔負けのチャンバラ劇が見れるとは!

第2話において、非常に楽しめた瞬間のひとつです。

ジャワ族登場で初の字幕!

トランドーシャンを撃退し、自船のレイザ―・クラフト近くまで戻ると今度は小柄なヒューマノイドがレイザー・クラフトの部品を分解し、自分たちの巨大なビークルに積み込んでいるではありませんか。

小柄なヒューマノイドはジャワ族といい、巨大なビークルはサンドクローラーといいます。

『スターウォーズ』シリーズに何度か登場しているジャワ族はいずれもルーク・スカイウォーカーの故郷の星、惑星タトウィーンデノミ登場していました。

完全にタトウィーンの原住民だったと思っていたのですが、惑星アルバラー7にもいるということは、タトウィーンの原住民じゃなかったんですね・・・笑

ジャワ族はスカベンジャー(廃品回収業者)であり、荒野をサンドクローラーでうろつき、迷いドロイドや墜落した宇宙船などを獲物に、部品を回収し売りさばいています。

『新たなる希望』で初登場した際も、C-3POとR2D2を半ば誘拐と言う形で回収し、ラーズ夫婦に売りつけていましたね。

多少、話が前後しますが驚いたのはジャワ族に字幕がついたこと!これまではベーシック語(英語)を話す人間との会話リレーを通してなんとなくジャワ族のしゃべってることを理解するようになっていたのですが、今回初めてジャワ族に字幕がついたんです!(TVドラマ版のクローンウォーズはシーズン2以降未見なので、こちらについては未検証です。)

ジャワ族に字幕がついてしまったことで彼らの性格がわかってしまったと言うべきか、ある種神秘的な存在だったジャワ族の神秘性は欠けてしまったかのように思え、この件については何とも言えないです。

『ハンソロ/スターウォーズ・ストーリー』でウーキー語に字幕が付いた件についても同じように感じましたしね・・。

一方で、人間味を感じることができ歓喜している自分もいます笑

にしても、マンダロリアンの長身ライフルはものすげー威力ですね笑

サンドクローラーが大活躍!

『スターウォーズ』に登場する度にその巨大さから強烈な印象を残し続けたサンドクローラーですが、動いている姿はあまり見られなかったように思えます。(『新たなる希望』くらい?)

しかし今回はそんなサンドクローラーが見どころの舞台として機能し、動くフィールドと化しました!

上部につけられた固定砲台や、まるで城壁の仕掛けみたいに開閉する鉄の窓だったり、極めつけはコックピットの映像化には心躍りました。

0距離で写るサンドクローラーのキャタピラは思いのほか迫力満点でしたし、岩壁にマンダロリアンがぶつけられそうになるシーンは『インディージョーンズ:最後の聖戦』のオマージュでしょうね!

漂い出したフォースの香り

辛くもジャワ族たちに逃げられてしまったマンダロリアンは、クイール元に戻り再び協力を求めます。

この時、ベイビーヨーダがカエル型のエイリアンとじゃれ合っている(挙句に食う)姿が映し出されているので、50歳とはいえ見た目通り性格も子供っぽいことが伺えましたね。

雑念ですが50歳であの調子だとしたら、どれだけ育てるのが大変なんだ・・・なんて思っちゃいます。笑

クイールの協力を得て、ジャワ族との交渉の結果、ジャワたちは卵を要求します。

しかしその卵とは洞窟に住むサイっぽい怪物、マッドホーンが守るものでした。

このマッドホーン、『クローンの攻撃』に登場した同じくサイっぽい猛獣リークに似ていませんか?

マッドホーンとリークは全く違う種族なので比較すること自体ナンセンスかなとも思うんですが、リークを一撃で倒したジャンゴ・フェットはやはり相当な実力者だったのかなとも思えました。

そしてマンダロリアンが絶体絶命のピンチの時、ついにベイビーヨーダがその力を発揮!

《チャンバラ要素を排除したスタウォーズ的西部劇》にいよいよフォースのにおいが漂い始めましたね!

無事?卵を回収したマンダロリアンは、ジャワとの交渉が成立しレイザー・クラフトの部品を取り戻すことができました。

そしてクイールとともにレイザー・クラフトを修理し、惑星アルバラー7を後にしました。

勝手に「マンドー」と略すほど親しくなった、有無は言わせんおじさん(クイール)とのお別れはさみしいですが、今後の展開に期待しましょう!

今後の展開を考察

さて今後の展開ですが、一つ注目すべきはこの後マンドーはどこに向かうのか?ですね。

物語の筋を考えれば、クライアントのいる星へ戻るのでしょうが、予想を裏切る展開はあるのかな?

また、IG-11がベイビーヨーダの抹殺で依頼を受けていたこと、同様にビーコンを持つトランドーシャンのバウンティーハンターがベイビーヨーダの命を狙ったことも大いに気になります。

「生きて連れて帰る」ことを条件にしていた、ドクター・パーシングと「殺しても構わない」というクライアントとの間に、何か違う思惑があるように思えます。

恐らくクライアントはベイビーヨーダを抹殺したい理由があるのでしょう。

兎にも角にも今後の展開に期待しましょう!

次回の記事はこちら

【ネタバレ】『マンダロリアン』第3話 感想・解説

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