ポットキャスト始めました!

【ディズニー映画】『メリー・ポピンズ』ネタバレ感想・解説・考察|100年先も愛される理由

「ウォルトには才能の持ち主を見つけ出し、実力を発揮させるという才能があった。」
──「メリー・ポピンズ」メイキングより

「メリー・ポピンズ リターンズ」公開直前ですね!!

なんかすげー遠い昔に、授業で見たような見てないような…

なんなら「ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー Vol.2」での印象のが強いんじゃねぇかってくらいの記憶です笑。

またどうせリメイクなんでしょ!とか思ってよくタイトル見たらリターンズ!!?

がっつり続編じゃないっすか!よくよくリサーチしてみたら原作は7部作の超大作みたいですね笑。

というわけで、せっかくなので50周年アニバーサリーエディションのブルーレイを購入し、

どっぷりと予習してみたいと思います!

この記事はブルーレイの特典映像および音声解説を参考にしています。

作品情報

メリー・ポピンズ

原題:Mary Poppins
監督:ロバート・スティーブンソン

キャスト

ジュリー・アンドリュース
ディック・バン・ダイク
エド・ウィン

あらすじ

やんちゃな子供たちの元に、風に乗ってやって来た不思議な家庭教師メリー・ポピンズ。優しくて美人で、おまけに魔法まで使えるメリーに、子供たちは大喜び。ところが彼らのパパは型破りな彼女を快く思わず……。(映画.comより)

スタッフ・キャストについて

とりあえず、絶対に目につくのがウォルト・ディズニーの名前ですよね。今回メイキングやコメンタリーも鑑賞したのですが、ウォルト・ディズニーがどのような人だったかについても結構触れてくれていて、とても楽しかったです。

冒頭でも引用しましたが、才能を見つけ出し、それを発揮させるところまでが彼の才能なんですね。

そのセリフはまさに本作に現れていて、主演のジュリー・アンドリュースはこれが映画初主演だし、ディック・バン・ダイクだってそこまで売れてたわけではありません。しかもディックは初めてのダンスだったそうじゃないですか。パントマイム出身ということでなんとなく動きに納得はできるものの、どう見ても初めのダンスに見えないですし、何よりも活き活きと演じているのがよくわかると思います。

感想

チムチムニー……

さて、チムチム…ここからがチムチム鑑賞後の…チムチム…感想ですが…

チムチムチェリー♪

頭からチムチムが離れねぇぇえぇっ

計2回とメイキングを鑑賞したんですが、マジで一日中頭の中でチムチム流れてるナウですが、チムチム聴きながら僕なりの感想を綴っていこうと思います。

100年先も愛されるエンターテイメント

まず率直に思ったのは、すげー楽しい映画だったでした。

面接にやってきた乳母たちが吹き飛ばされていくシーンは何度見ても吹き出しちゃうし、バートのパントマイムなんかもいつ見ても楽しいですし、ディック・バン・ダイクが演じる銀行のおじいちゃんは見るだけでもう笑ってしまいます。さらにディック・バン・ダイクは最後の最後、スタッフロールでさえもちょいネタで、というか文字が楽しませてくれるんですよ。

こういった流行り廃りのない楽しさってチャップリンのそれと似ていて、100年後でもやっぱり笑えているんじゃないかな〜と思います。

そして本作の楽しさってディズニーランドの楽しさと似ていませんか?

本作の楽しいシーンのどこを取っても、ディズニーランドのアトラクションを彷彿させるんですよ。ディズニーランドが世界屈指のテーマパークだということは全地球人の周知の事実なわけで、どれだけの人々がリピートしているかは火を見るよりかも明らかなわけです。

本作にはそのディズニーランドのノウハウがギュッと詰まった作品なんだと僕は思います。”a Spoonful of Sugar”のシーンに登場するコマドリによく注目して欲しいのですが、このアニマトロニクスの動きは、ディズニーランドのアトラクションに登場する動物たちそのものです。

というわけで、ディズニーランドがリピートされるのと同じように、メリーポピンズ もまた長く愛されているのだと思います。

 

家族のための物語

本作のテーマはずばり、思いやりの心と家族の絆ですね。

理由はどうあれ、我が子が本当の意味で視界に入っていない親を目覚めさせるテーマだと思います。父親であるバンクス氏を目覚めさせるのがメリー・ポピンズではなく、バートだということが時代を感じざるを得ませんが、そこらへんは時代に忠実に作っているのでしょうね。多分、メリー・ポピンズが諭していてもバンクス氏は話を聞かなかったでしょう。

さて本作が家族の絆を取り戻すシーンはラストに集約されています。父親は子供達が最初のシーンでやりたかった凧揚げを提案し、母親はタコの尾に女性参政権のタスキを捧げます。象徴的な描写ですがとても印象的なシーンでした。

そして本作が伝えたい思いやりとは、後述しますが”2ペンスを鳩に”の歌の中に集約されています。

ウォルト・ディズニーの魅力

メイキングとコメンタリーを見ていて、ウォルト・ディズニーがいかに魅力があり、その魅力のおかげあって完成された名作なのだと実感します。

その魅力というのは皆がリラックスできる環境づくり素晴らしかったということです。例えば、メイキングを見ていても出演者たちに、いまだに交流があるのが伺えますし、ウォルト・ディズニーのことを語るときは誰しもが活き活きとしています。ジェーン役だったカレン・ドートリスは感極まって泣き出してしまうほどです。

さらにその配慮は子役たちにも及びます。自然な表情を引き出すために、セットにあっと驚く仕掛けをし常に子役たちを楽しませていたそうです。一つ例に挙げると、煙の階段を上がっていくシーンですが、あのシーンの階段はスポンジでできていて、とても不思議な感覚だったそうです。

メイキングの中であまりにも感動的だったシーンがあったので一つ紹介しますと、

本作で最も”楽しい”と思わせてくれる”スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス”を歌いながら踊るシーンがありますが、このシーンをおじいちゃんおばあちゃんになった、ジュリー・アンドリュースとディック・バン・ダイクが再現してくれるんですよ。今だに仲が良いんだなぁと思わせてくれる場面でした。

 

“2ペンスを鳩に”に込められた想いと誕生秘話

この曲がシャーマン兄弟によって、本作で一番最初に作曲された曲だそうですが、この曲にはジュリー・アンドリュースの実際の経験が投影されているそうです。

彼女が12歳の時、大きな初舞台へ向かう途中、母親に連れられ花売りの前を通ったそうです。その時、母親が”幸運を呼ぶ花束”としてスミレの花束を買ったそうなのですが、この時花売りは何のための幸運なのかと尋ねます。すると母親はポスターを指差し娘の初舞台の話をしたそうです。すると花売りは代金を受け取らずスミレの花束を包み幸運を祈ってくれたそうです。

まさにテーマにあった思いやりの心ではないでしょうか。

最後に本作の作曲家、リチャード・シャーマンの言葉を引用して締めくくらせていただきます。

「この映画で一番伝えたい大切なメッセージは、小さな心遣いで相手を理解し愛することができる」
──リチャード・M・シャーマン。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

本作「メリー・ポピンズ」の製作秘話を描いた、「ウォルト・ディズニーの約束」も是非一緒にどうぞ!

【ディズニー映画】『ウォルト・ディズニーの約束』ネタバレ感想・解説・考察|作り手の思いとは?

それではまた!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です