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【解説】『ファルコン&ウィンターソルジャー 』第2話|伏線・考察・ネタバレ感想【パワー・ブローカーとは?ビッグ3って誰?】

はじめまして!オレンチと申します。

この記事ではDisney+のオリジナルドラマ『ファルコン&ウィンターソルジャー』についてのあらすじ・感想・解説などを書いています。

今回は、

シーズン1 – エピソード2

について、ネタバレ込みでまだ本エピソードを鑑賞していない人は、さきに本編をご鑑賞してから当ブログにお越しいただくと幸いです。

『ファルコン&ウィンターソルジャー』シーズン1

エピソード1「新たなる世界秩序」

エピソード2 「星条旗を背負う者」←この記事はコレ

エピソード3 「パワー・ブローカー」

エピソード4

エピソード5

エピソード6

今回は同じMCUに属するドラマ『ワンダヴィジョン』についての重大なネタバレにも触れています。

まだ『ワンダヴィジョン』を未見の方は、このまま戻るボタンを押していただくのが賢明かと思います。

すぐわかる『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』第2話のあらすじ

前回のあらすじ

  • サム・ウィルソン(ファルコン)はアベンジャーズとして米空軍に協力し、国家の治安を守っていた。キャプテン・アメリカの盾を受け継いだファルコンだったが、”借り物”感を拭うことができず博物館に寄贈してしまう。
  • バッキー・バーンズは洗脳から解けるも悪夢に悩まされ、カウンセリングに通う日々を続けていた。かたわら、ウィンター・ソルジャー時代に犯した罪を贖罪して回るも、ナカジマという老人の息子を殺害してしまった罪を打ち明けられずにいた。

今回のあらすじ

  • スティーブの盾をサムが手放したことを知ったバッキーは、サムの元へと向かう。
  • サムはフラッグ・スマッシャーズの情報を掴み、彼らの拠点があるミュンヘンへと飛ぶ。
  • 新たな”キャプテン・アメリカ”となったジョン・ウォーカーは、バトルスターことホスキンズを引き連れサムとバッキーの後を追う。

よくわかる『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』第2話の解説・伏線

ジョン・ウォーカー(演:ワイヤット・ラッセル)

前エピソードのラストで登場した新キャラ。

原作で初登場した時はキャプテン・アメリカとは対照的な愛国心を示すヴィランとして登場し、のちにヒーローになっていった。

MCUにおいてはまだどのような扱いになるか読めないが、最初から何か壮大な企があると言うわけではなさそう。

それよりも、国民からの期待と旧キャップの友人サム&バッキーからのプレッシャーに葛藤しているように見る。

この葛藤がMCUの今後にどのように作用していくのか、とりあえず見守るとしよう。

後述するが、パワー・ブローカーの登場も示唆されているので、悪い方向にジョン・ウォーカーとパワー・ブローカーが絡んでくるような気がしている。

レマー・ホスキンズ/バトルスター

初登場

ジョン・ウォーカーの相棒。

原作ではパワー・ブローカーによって強化人間の能力を手に入れているため、MCUにおいても今後能力を得る可能性は十分に高い。

イザイア・ブラッドリー

初登場

スーパーソルジャー計画の数少ない生き残りで、別名ブラックキャプテン・アメリカ。

コミックではキャプテン・アメリカの衣装を盗んだと濡れ衣を着せられ投獄。終身刑を言い渡される。その後17年間監禁されたのち釈放されている。

パワー・ブローカー

パワー・ブローカーとは、カーチス・ジャクソンによって設立された、テクノロジーを使って顧客に超人的な力を与える企業。

本ドラマにおいてはまだ名前のみしか登場していないが、今後深く関わってくると考えられる。

フラッグスマッシャーズたちがスーパーソルジャー化しているのは、パワー・ブローカーから強化人間の血清を盗んだためでほぼ確定だろう。

ビッグ3(機械人間、宇宙人、魔術師)

サムとバッキーが初顔合わせをした際、サムがフラッグスマッシャーズたちのことを、「ビッグ3の一つかもしれない。」と冗談めかしく語っていた。

アベンジャーズにおけるビッグ3とは「アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソー」のことを指すが、サムが比喩した3つのタイプとは全員微妙に食い違っている。

 

ここで語っているビッグ3とはヴィランのことを指しており、差し詰め《機械人間=ウルトロン》《宇宙人=サノス》のことではないかと推測できる。

 

ウルトロンと、

サノス。

 

では魔術師は誰のことを暗喩しているのだろう?

現段階ではかなり漆黒に近い推測だが《魔術師=スカーレットウィッチ》のことを指しているのではないだろうか。

『ワンダヴィジョン』をすでに鑑賞済みなら、「ひょっとしたら」とも思える比喩だと言えるだろう。

『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』第2話の感想と考察

第一話はサラッとメイン人物(サム・ウィルソン、バッキー・バーンズ、ジョン・ウォーカー、モルゲンタウ)の紹介という役割を果たし、ようやく「第二話から本格的に物語が始動した」といった印象です。

というのもサムとバッキーが初顔合わせするのは、このエピソードからですものね。

サムとバッキーのバディ感が愛おし過ぎて、二人の碌でもないやりとりを見ていると脳からα波が出てそうな気がします。

2つの相棒、2つの人種

興味深いのが、サム&バッキーとジョン&ホスキンスの2チームがそれぞれ黒人と白人のペアだということ。

コミックにおいても両者の関係は同じなんでしょうけど、このタイミングで1つのジープに4人を詰め込むあたり、ポリコレの意思を感じますね。

 

ポリコレといえば、イザイア・ブラッドリーの登場ですよね。

彼と面会した後サムが白人警官に”偏見”で逮捕されかけるあたり、まだまだ残る”公民権運動”を感じます。

昨年あたりからブラック・ライヴズ・マターなど、黒人の人権を訴える運動が激化している背景がありますから、まさしく今の時代を色濃く投影したドラマだと言えるでしょう。

 

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