オスカー俳優サム・ロックウェルと『アイアンマン』の意外な関係！

2017年に公開された『スリービルボード』でアカデミー助演男優賞を受賞したサム・ロックウェル。

その後『バイス』でジョージ・W・ブッシュを演じたり、今年は『ジョジョ・ラビット』や『リチャード・ジュエル』に出演したりと勢いが止まりません。

そんなサム・ロックウェルですが、『アイアンマン』と意外な関係があったことを知っていますか？

今回はオスカー俳優サム・ロックウェルと『アイアンマン』の意外な関係について書いていこうと思います。

サム・ロックウェルとアイアンマンの意外な関係って？

オレンチ

「意外な関係もなにも、『アイアンマン２』に出演してるじゃん」

と思った方、確かにおっしゃる通りサム・ロックウェルはトニー・スタークの商売敵ジャスティン・ハマー役として出演していますね！

ちなみにジャスティン・ハマーは『マイティ・ソー／ダーク・ワールド』のブルーレイディスクに特典映像として収録されている『マーベルワンショット：王は俺だ』という短編にも出演していますので、ぜひぜひチェックしてみてくださいね。

と─、話が脱線しましたが、意外な関係とは「『アイアンマン２』に出演していること」ではもちろんありません。

もっともっと意外な裏話があったんです。

その裏話とはなんと・・・、

サム・ロックウェルはトニー・スターク役の候補として最終候補まで残っていたのです。

皆さんも知っての通り、トニー・スターク役にはロバート・ダウニー・Ｊｒが選ばれ、映画史に大きな足跡を残すほどマーベル・シネマティック・ユニバースを大成功に導きました。

が、その裏でサム・ロックウェルも候補にいたのは驚きですよね。

そもそもトニー・スタークはハワード・ヒューズという実在した大富豪がモデルでして、サム・ロックウェルとロバート・ダウニー・Ｊｒは、《あるヒューズらしさ》を兼ね備えているんです。

《あるヒューズらしさ》とは、《プレイボーイ感と危うさ》です。

若いころはプレイボーイとして名をはせたヒューズはでしたが、晩年は強迫性障害を患い、人との接触を避けていたことで有名です。サム・ロックウェルの演技を見れば、《危うさ》は常に漂っているかと思いますが、『チャーリーズエンジェル』や『プールサイド・デイズ』などを見ると、《プレイボーイ感》もなかなかなものでして、キャラクターのコンセプトとしてはピッタリだったりします。

ただサム・ロックウェルの場合、《危うさ》に大きく振りきれていたりもするので、最終的にはロバート・ダウニー・Ｊｒが選ばれたのでしょう。

そんなゆかりで『アイアンマン２』のジャスティン・ハマー役として登場したようです。

もしサム・ロックウェルで『アイアンマン』がスタートしていたら、ジャスティン・ハマー役にロバート・ダウニー・Ｊｒがキャスティングされていたかも！？

う～ん・・。今となっては想像してみても全くピンときませんね笑。

ロバート・ダウニー・Ｊｒがトニー・スタークで本当に良かった！笑