007映画を全てこの一覧で!
公開を控えた007最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が楽しみですね!
最新作の公開によって、徐々に盛り上がりを見せている007シリーズですが、
- この機会にシリーズを一気見したい!
- 『ノー・タイム・トゥ・ダイ』まで予習したい!
という人は多いのではないでしょうか。
1960年代から始まる007作品の数は、
なんと24作品!
同一キャラを主人公とした実写シリーズでは異例の長さで、肩を並べれるのは『男はつらいよ』くらいではないでしょうか。
今回はそんな007の「全作一覧」から「イッキミすべき最適な順番」や「無料で全て視聴する方法」、「歴代ボンド」と「次期ボンド候補」など、007にまつわるありとあらゆる内容を紹介!
この記事を読み終わる頃には007の全てがわかるようになっていますよ!
目次
- 007とは?
- 歴代ジェームズ・ボンド一覧
- 全て無料で見るなら、Amazonプライム!
- 007シリーズを見る順番
- 1作目『007/ドクター・ノオ』
- 2作目『007/ロシアより愛を込めて』
- 3作目『007/ゴールドフィンガー』
- 4作目『007/サンダーボール作戦』
- 5作目『007/007は二度死ぬ』
- 6作目『007/女王陛下の007』
- 7作目『007/ダイヤモンドは永遠に』
- 8作目『007/死ぬのは奴らだ』
- 9作目『007/黄金銃を持つ男』
- 10作目『007/私を愛したスパイ』
- 11作目『007/ムーンレイカー』
- 12作目『007/ユア・アイズ・オンリー』
- 13作目『007/オクトパシー』
- 14作目『007/美しき獲物たち』
- 15作目『007/リビング・デイライツ』
- 16作目『007/消されたライセンス』
- 17作目『007/ゴールデン・アイ』
- 18作目『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』
- 19作目『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』
- 20作目『007/ダイ・アナザー・デイ』
- 21作目『007/カジノ・ロワイアル』
- 22作目『007/慰めの報酬』
- 23作目『007/スカイフォール』
- 24作目『007/スペクター』
- 最新作まで最速ならこの4作
- 7代目ジェームズ・ボンド候補の俳優たち
007とは?
そもそもですが「007」とはイギリスの秘密情報部MI6の諜報部員で、任務のためには殺しを許可された人物に与えられるコードネーム、称号です。
初期作品では「ゼロ・ゼロ・セブン」と呼ばれることもありましたが(日本限定)ほとんどの場合「ダブルオー・セブン」と呼びジェームズ・ボンド中佐のことを指します。
『007』シリーズは諜報部員の経験がある小説家イアン・フレミングによるスパイ小説を映画化した作品です。
コードネームの由来
「007」というコードネームはイギリスに実在した錬金術師ジョン・ディーという人物にあると言われています。
ジョン・ディーはエリザベス1世のために諜報活動を行なっており、ジョン・ディーからエリザベス1世に向けた手紙のサインに、
エリザベス1世の目を表す0、ジョン・ディーの目を表す0、にフリーメイソンのラッキーナンバー7を付け足し「あなたの目となり全てを見張ります」という意味を込めた《007》というサインを使っていました。
要するにジョン・ディーはイギリス初のスパイということになり、007というコードネームはここから着想を得ていると言われています。
歴代ジェームズ・ボンド一覧
「007シリーズの見るべき順番」を解説する前に、本シリーズの特徴を先に解説しておきます。
007シリーズは1962年から続く超長寿シリーズですが、その長さゆえ主人公ジェームズ・ボンドを演じる俳優の交代が行われる珍しい作品です。
今となっては「何代目ジェームズ・ボンド」と数えられるようになっており、交代の時期が近づくと次期ジェームズ・ボンドを誰が演じるのかある種イベントのように語られるほどになっています。
ここではまず歴代ジェームズ・ボンドを演じた俳優たちをご紹介します。
記事の後半で次期ジェームズ・ボンド候補も紹介しますのでぜひご覧になってくださいね!
1代目ジェームズ・ボンド:ショーン・コネリー
1代目ジェームズ・ボンドはショーン・コネリーです。
ショーン・コネリーは本作よりも前『史上最大の作戦』などにちょい役で出演していましたが、まだまだ無名の俳優でした。
しかしジェームズ・ボンド役で大当たりを遂げ、イギリスを代表する大俳優にまで上り詰めることになります。
ジェームズ・ボンドを初めて演じた頃の彼に紳士らしさは無く、ボンドを演じる自信がなかったそう。
しかし1作目『007/ドクターノオ』の監督テレンス・ヤングが彼に紳士らしさを叩き込み皆が認めるジェームズ・ボンドへと昇華して行きました。
ショーン・コネリーは5作の007作品に出演しており、その一覧は以下のとおりです。
- 『007/ドクター・ノオ』
- 『007/ロシアより愛を込めて』
- 『007/ゴールドフィンガー』
- 『007/サンダーボール作戦』
- 『007/007は二度死ぬ』
- 『007/ダイヤモンドは永遠に』
またショーン・コネリーは『007/サンダーボール作戦』のリメイク作『ネバーダイ・ネバーアゲイン』にも出演しています。
2代目ジェームズ・ボンド:ジョージ・レイゼンビー
2代目ジェームズ・ボンドはジョージ・レイゼンビーです。
新進気鋭だったジョージ・レイゼンビーですが、
- 007シリーズ初めての俳優交代だったこと
- ショーン・コネリーのジェームズ・ボンドがあまりにも人気だったこと
- 本人が天狗になってしまったこと
など数々の原因がきっかけで、結局1作を演じただけでジェームズ・ボンド役を終えることとなてしまいました。
ジョージ・レイゼンビーが演じている007作品は以下のとおりです。
- 『007/女王陛下の007』
3代目ジェームズ・ボンド:ロジャー・ムーア
3代目ジェームズ・ボンドはロジャー・ムーアです。
元々ロジャー・ムーアはショーン・コネリーよりも先に007候補だった俳優の一人で、年齢もショーン・コネリーよりも年上です。
ショーン・コネリーにはないコミカルなジェームズ・ボンドが人気を博し、以来7作と歴代最も多い007作品に出演しています。
なお7作の記録はいまだに破られていません。
ちなみにアクションは苦手で、簡単なシーンでもスタントが演じていたそうです。
ロジャー・ムーアは2017年5月23日、89年の生涯に幕を閉じました。
僕は世代ではないですが、ロジャー・ムーアが007シリーズを牽引してきた功績は大きく彼の7作がなければ最新作の公開もなかったかもしれません。
ロジャー・ムーアが出演する007作品は以下のとおり。
- 『007/死ぬのは奴らだ』
- 『007/黄金銃を持つ男』
- 『007/私を愛したスパイ』
- 『007/ムーンレイカー』
- 目『007/ユア・アイズ・オンリー』
- 『007/オクトパシー』
- 『007/美しき獲物たち』
4代目ジェームズ・ボンド:ティモシー・ダルトン
4代目ジェームズ・ボンドはティモシー・ダルトンです。
ロジャー・ムーアのコミカルなジェームズ・ボンドも7作続き、世間はすっかり飽きてきた頃、最もダークなジェームズ・ボンドとして登場。
残念なことにボンド映画のマンネリを打ち消すことができず、わずか2作品でダルトンボンドの幕は閉じてしまいますが、そのダークとクールさから再評価されているジェームズ・ボンドです。
ティモシー・ダルトンが出演する007作品は以下のとおり。
- 15作目『007/リビング・デイライツ』
- 16作目『007/消されたライセンス』
5代目ジェームズ・ボンド:ピアース・ブロスナン
5代目ジェームズ・ボンドはピアース・ブロスナンです。
何を隠そう今この記事を書いている僕もピアース・ブロスナン世代!
歴代ボンドのいいところのみを抽出した美味しいところ取りのジェームズ・ボンドとも呼ばれており、ティモシー・ダルトンが打ち破れなかったマンネリを見事破ることに成功!
長く続いた冷戦のモチーフを捨てることで007シリーズに新しい風を起こしたジェームズ・ボンドです。
ピアース・ブロスナンが演じる007作品は以下のとおり。
- 『007/ゴールデン・アイ』
- 『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』
- 『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』
- 『007/ダイ・アナザー・デイ』
6代目ジェームズ・ボンド:ダニエル・クレイグ
6代目ジェームズ・ボンドであり、現ジェームズ・ボンドであるのがダニエル・クレイグです。
初の金髪ボンドで話題になり、『007/カジノロワイヤル』が公開される前まで否定的な意見が目立ちましたが、いざ公開されると否定的な意見はどこか消え、歴代最高とまで言われるほどになりました。
ダニエル・クレイグの007からはリブートとして扱われており、シリーズを新たなスタートを切らせたジェームズ・ボンドでもあります。
ダニエル・クレイグが出演している007作品は以下のとおり。
- 『007/カジノロワイアル』
- 『007/慰めの報酬』
- 『007/スカイフォール』
- 『007/スペクター』
- 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
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007シリーズを見る順番
歴代ジェームズ・ボンドを紹介したところで、007シリーズを見る順番ですが、
結論、
公開順に見るのが一番ベストな順番です!
なぜならどんな熱狂的ファンでも最初は公開順に見ているからで、公開順だからこそ感じ取れる衝撃が必ずあります。
これまで007を見てきた人と同じような衝撃を味わうためにもこの順番で見ることを強くお勧めします。
公開順の一覧は以下のとおり。
No | タイトル | 俳優 | 公開年 |
1 | ドクター・ノオ | ショーン・コネリー | 1962年 |
2 | ロシアより愛を込めて | ショーン・コネリー | 1963年 |
3 | ゴールドフィンガー | ショーン・コネリー | 1964年 |
4 | サンダーボール作戦 | ショーン・コネリー | 1965年 |
5 | 007は二度死ぬ | ショーン・コネリー | 1967年 |
6 | 女王陛下の007 | ジョージ・レイゼンビー | 1969年 |
7 | ダイヤモンドよ永遠に | ショーン・コネリー | 1971年 |
8 | 死ぬのは奴らだ | ロジャー・ムーア | 1973年 |
9 | 黄金銃を持つ男 | ロジャー・ムーア | 1974年 |
10 | 私を愛したスパイ | ロジャー・ムーア | 1977年 |
11 | ムーンレイカー | ロジャー・ムーア | 1979年 |
12 | ユア・アイズ・オンリー | ロジャー・ムーア | 1981年 |
13 | オクトパシー | ロジャー・ムーア | 1983年 |
14 | 美しき獲物たち | ロジャー・ムーア | 1985年 |
15 | リビング・デイライツ | ティモシー・ダルトン | 1987年 |
16 | 消されたライセンス | ティモシー・ダルトン | 1989年 |
17 | ゴールデン・アイ | ピアース・ブロスナン | 1995年 |
19 | トゥモロー・ネバー・ダイ | ピアース・ブロスナン | 1997年 |
19 | ワールド・イズ・ノット・イナフ | ピアース・ブロスナン | 1999年 |
20 | ダイ・アナザー・デイ | ピアース・ブロスナン | 2002年 |
21 | カジノロワイヤル | ダニエル・クレイグ | 2006年 |
22 | 慰めの報酬 | ダニエル・クレイグ | 2008年 |
23 | スカイフォール | ダニエル・クレイグ | 2012年 |
24 | スペクター | ダニエル・クレイグ | 2015年 |
25 | ノー・タイム・トゥ・ダイ | ダニエル・クレイグ | 2020年 |
以下より各作品の詳細を解説します。
1作目『007/ドクター・ノオ』
記念すべき『007』シリーズ第1作は『ドクターノオ』です。
この作品でショーン・コネリーが007役に抜擢され、イギリスで最も名のある俳優へと上り詰めていくことになります。
007史上最も美しいと言われているボンドガール、ウルスラ・アンドレスにも注目です!
ちなみにウルスラは当時まだ英語がうまく話せないだけでなく、俳優としてのキャリアも0に近かったため、極度の緊張をしていたとか。
そのせいもあり、声は本人のものではなく吹替えとなっています。
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2作目『007/ロシアより愛を込めて』
2作目は『ロシアより愛を込めて』です。
本作より今後数作にわたってジェームズ・ボンドと渡り合うことになる悪の秘密結社”スペクター”が本格的に頭角を表してきます。
ちなみに日本初公開時のタイトルは『007/危機一髪』でのちに原題に合わせたタイトルに改名されることになりました。
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3作目『007/ゴールドフィンガー』
3作目は『ゴールドフィンガー』です。
本作より奇想天外な改造が施されたボンド・カーが初登場し、アストンマーチンDB5がボンド・カーの代名詞ともなりました。
金粉を塗られた死体がとにかく有名な本作ですが、「金粉を全身に塗ると皮膚呼吸できなくて死ぬ」という偽りの科学が世界中に知れ渡るほどの影響力を持っていました。
ちなみに金粉を全身に塗っても死ぬことはありません。
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4作目『007/サンダーボール作戦』
4作目は『サンダーボール作戦』です。
“スペクター”との戦いは激化し、より幹部に近い”ボスキャラ”的存在が姿を表すようになります。
ボンド映画では初の海中アクションも見逃せません!
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5作目『007/007は二度死ぬ』
5作目は『007は二度死ぬ』です。
本作は日本を舞台にしており、丹波哲郎さんが出演が出演しています。
ショーン・コネリーが演じるジェームズ・ボンドが日本人に変装し、島暮らしをするなど日本人ならではの面白さが満載です。
ショーン・コネリーは本作で一旦ジェームズ・ボンド役から離れることになります。
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6作目『007/女王陛下の007』
6作目は『女王陛下の007』です。
本作は唯一の2代目ジェームズ・ボンド、ジョージ・レイゼンビーの出演作としても記憶に残る作品です。
物語も他のボンド作品とは一線を画しており、ジェームズ・ボンドが本気でボンドガールに惚れる数少ない作品でもあります。
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7作目『007/ダイヤモンドは永遠に』
7作目は『ダイヤモンドは永遠に』です。
ショーン・コネリーがカムバックを果たし、ジェームズ・ボンドを演じた最後の作品です。
同時の本作で一旦シリーズから秘密結社スペクターが姿を消すことにもなります。
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8作目『007/死ぬのは奴らだ』
8作目は『死ぬのは奴らだ』です。
本作からロジャー・ムーアが3代目ジェームズ・ボンドとして007を演じることになります。
ちなみに主題歌は「ビートルズ」のポール・マッカトニーで、『ゴールドフィンガー』の劇中「ビートルズは耳栓をして聴くべき」とディスるシーンがありますが、主題歌に使われるようになるなど、時代の流れを感じる作品でもあります。
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9作目『007/黄金銃を持つ男』
9作目は『黄金銃を持つ男』です。
本作は殺し屋スカラマンガと一騎打ち的なシリーズ中でも珍しい筋運びで話題になりました。
以来スカラマンガの持つ「黄金銃」は一撃必殺の代名詞にもなり、007シリーズのゲーム作品に最強アイテムとして常連登場するようになります。
スカラ漫画を演じたのは出演数ギネスを持っているクリストファー・リーです。
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10作目『007/私を愛したスパイ』
10作目は『私を愛したスパイ』です。
007シリーズは冷戦時代をモチーフにしており、イギリスとソ連は常に対立関係にありますが、本作はイギリスの諜報部員であるジェームズ・ボンドとソ連のスパイであるボンドガールが恋に落ちてしまう物語です。
またソ連のスパイであるボンドガールの恋人をジェームズ・ボンドが殺してしまった点に面白さが隠されています。
強靭な顎を武器とする殺し屋「ジョーズ」が初登場する作品でもあり、ジョーズは本作から次作「ムーンレイカー」に跨いで出演する異例なキャラクターでもあります。
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11作目『007/ムーンレイカー』
11作目は『ムーンレイカー』です。
ついにジェームズ・ボンドが宇宙へ!ということで大いに話題になった作品です。
本作が公開されたのは1979年で、2年前の1977年に『スターウォーズ エピソード4/あ新たなる希望』が公開されたことから世は空前の宇宙ブームだったこともあり、ジェームズ・ボンドも宇宙へと旅立つことになりました。
本作は前作で登場した殺し屋「ジョーズ」が引き続き登場します。
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12作目『007/ユア・アイズ・オンリー』
12作目は『ユア・アイズ・オンリー』です。
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13作目『007/オクトパシー』
13作目は『オクトパシー』です。
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14作目『007/美しき獲物たち』
14作目は『美しき獲物たち』です。
本作をもって3代目ジェームズ・ボンド、ロジャー・ムーアがボンド役を引退することとなります。
彼が演じた007作品あ7作にも及び、歴代最高の出演数となっています。
ロジャー・ムーアの功績がなければ最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』もあり得なかったでしょう。
本作のボンドガールにはグレイス・ジョーンズが招かれており、ボンドガール史上で最も男まさりなボンドガールといえるでしょう。
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15作目『007/リビング・デイライツ』
15作目は『リビング・デイライツ』です。
本作からティモシー・ダルトンが4代目ジェームズ・ボンドとして007シリーズに参戦しました。
ダルトンボンドは歴代ボンドの中で最もダークと言われており、ロジャー・ムーアが作り上げたコミカルなボンドとは対極的なボンドです。
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16作目『007/消されたライセンス』
16作目は『消されたライセンス』です。
惜しくも本作をもってティモシー・ダルトンはジェームズ・ボンド役を卒業してしまいますが、本作の評価は高く、私個人としても大好きな作品です。
ライセンスとは007の称号のことで、要するに殺しの称号を剥奪された007が主人公となっています。
そのためジェームズ・ボンドは正式なサポートを受けることができない中、友のために復讐劇を繰り広げた作品です。
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17作目『007/ゴールデン・アイ』
17作目は『ゴールデン・アイ』です。
本作からピアース・ブロスナンが5代目ジェームズ・ボンドとして007シリーズに参戦します。
本作は長らく007シリーズに続いた冷戦の構図を打ち破った作品であり、シリーズのマンネリをかき消した作品として評価が非常に高いです。
上記からかなり近代的になっている印象も受けると思います。
同じ00の称号を持つ006との戦いも面白い1本です。
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18作目『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』
18作目は『トゥモロー・ネバー・ダイ』です。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』などのジョナサン・プライス演じるメディア王が企てる陰謀に、中国の女性スパイと手を組み挑む作品です。
中国のスパイには『SAYURI』にも出演したミシェル・ヨーがボンドガールとして抜擢されています。
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19作目『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』
19作目は『ワールド・イズ・ノット・イナフ』です。
敵キャラには『フル・モンティ』などのロバート・カーライルが迎えられている他、ジェームズ・ボンドの秘密にも迫った作品でもあります。
さらに『ロシアより愛を込めて』よりQとしてジェームズ・ボンドを、そしてシリーズを支え続けたデスモンド・リュウェリンは本作をもって引退しました。
次作以降、急に消えてしまうのではなく劇中きちんと引退話が組み込まれているあたりがかなり粋な気がします。
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20作目『007/ダイ・アナザー・デイ』
20作目は『ダイ・アナザー・デイ』です。
本作はピアース・ブロスナンが007を演じた最後の作品でもあり、20作目ということもあってアニバーサリー的作品でもあります。
そのため過去19作品のオマージュが全編通して散りばめられており、ここまで順番通りにシリーズを見てきたファンにとってはオマージュを探すことが最高に面白い作品です。
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21作目『007/カジノ・ロワイアル』
21作目は『カジノ・ロワイヤル』です。
本作から6代目ジェームズ・ボンドであり、現ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグが007シリーズに参戦しています。
本作はまだ007の称号を手に入れるまえのジェームズ・ボンドから描かれており、これまでの20作に別れを告げ、リブートとして新たなスタートを切った作品でもあります。
またポーカーをメインにしているシーンがあるのでポーカーのルールを知っているとより楽しめるかなと思います。
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22作目『007/慰めの報酬』
22作目は『慰めの報酬』です。
本作は前作『カジノ・ロワイヤル』と直結しており、カジノ・ロワイヤルのラストから始まります。
物語としては『消されたライセンス』と似ており、ジェームズ・ボンドの復讐劇となっています。
シリーズ史上最もアクションが激しい作品でもあり、アクション映画好きはより楽しめる内容になっていることでしょう。
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23作目『007/スカイフォール』
23作目は『スカイフォール』です。
本作はジェームズ・ボンドの生まれについて深く掘り下げた作品であり、シリーズを全て見てきた人にとって最高のサプライズが待っている作品です。
「公開順に見た方が良い」という理由は本作のサプライズのためと言っても過言ではありません。
(本日より4月29日まで無料)
24作目『007/スペクター』
24作目は『スペクター』です。
本作は『ダイヤモンドは永遠に』以降(『ユア・アイズ・オンリー』でブロフェルドらしき人物は登場するが)シリーズから姿を消していた悪の秘密結社”スペクター”が完全復活する作品です。
『カジノ・ロワイヤル』以降リブートされた(ダニエル・クレイグ出演作)のシリーズにもつながりを持たせた佳作で、冒頭の長回しショットから引き込まれること間違いなしでしょう。
(本日より4月29日まで無料)
最新作まで最速ならこの4作
「どうしても24作も見るほど余裕がない!」という人は以下の4作を見れば『ノー・タイム・トゥ・ダイ』への予習としてはOKです。
- 『007/カジノ・ロワイアル』
- 『007/慰めの報酬』
- 『007/スカイフォール』
- 『007/スペクター』
なぜなら前述の通り『カジノ・ロワイヤル』からリブートされており、それよりも前の作品とは基本的につながりを持たないからです。
ただし、こちらも前述の通り『スカイフォール』でもたらされるサプライズは全作干渉済みこそのサプライズですので、公開順に全て見ることを強くお勧めいたします。
7代目ジェームズ・ボンド候補の俳優たち
最後に7代目ジェームズ・ボンド候補と言われている6名の俳優の名前と顔写真を紹介しておきます。
あくまでも予想ですので悪しからず!