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【映画】『密かな企み』解説ネタバレ感想・伏線・考察|犯人を知っていることを前提に楽しむ映画です。【評価】

オレンチ

はじめまして。オレンチと申します。

今回はお話しする映画は、NETFLIXで配信されているオリジナル映画『密かな企み』です。

 

メガホンを取るのは個人的に初見なピーター・サリヴァン。主演はこちらもおそらく初見なブレンダ・ソングと『ポセイドン』などに出演してたマイク・ヴォーゲルです。

というわけで以下目次より早速行ってみよう!

注意

この記事はネタバレを含みます。未鑑賞の方はご注意ください。

『密かな企み』のネタバレ感想・解説・考察

犯人を知っていることを前提に楽しむ映画です。

「すぐに犯人が分かってしまった」ということを理由に本作の評価を落としている意見が散見されていましたが、本作はそういう映画だと思うんですよ。

つまり犯人は誰かわかっている前提で楽しむタイプの映画ということですね。

もしかしたらミステリ映画を期待して本作に挑んだのかもしれませんが、だとしたら本作へのアプローチの仕方が誤っている可能性があるかもしれません。

例えばスティーヴン・キング原作、ロブ・ライナー監督の『ミザリー』のような構造を持っていると思うんです。

『ミザリー』は山奥で自分の熱狂的なファンである女性に監禁されてしまう小説家の物語。

本作の主人公ジェニファーが足を怪我しているのもある意味で『ミザリー』的と言えるかもしれません。足を怪我することで、容易に脱出できないサスペンスを生み出していますよね。

要するに犯人は誰かわかった上で、その人物の計画性や執念の気持ち悪さを楽しむ作品だと思うんです。

オレンチ

そもそも原題にもある[obsession]は執念という意味ですしね。

粗が多すぎ問題

とはいったものの、犯人が誰かわかった上で本作にアプローチしてみても、確かに面白さに欠ける作品であることは間違い無いです。

というのは本作にはツッコミどころがかなりの数転がっているから。要するに脚本がかなり荒いように思えてならないんです。

身も蓋もないことをツッコむと、本作のような展開で「夫になりすます」という計画はかなり無理がありますよね。百歩譲って病院側がライアン・ギャリティの身分証を確認しなかったとしても、刑事の事情聴取では流石に身分証を確認するでしょう。ペイジ刑事は事件性を疑っているので尚更です。

さらにペイジ刑事はライアンを疑っている(着眼点は良い)にもかかわらず、怪しい白いトラックのナンバーを目撃した人物の特徴を、あろうことかライアンに教えてしまっています。

オレンチ

キャデラックのオープンカーだと伝えるシーンがありますよね。

それみたことかと、ライアンはキャデラックの運転手と接触。新しい悲劇を生んでしまいます。あの殺人は間違いなくペイジ刑事の凡ミスによるものですよね。

びっくりなのは、ライアンが今まで住んでいた家から離れることなく住んでいること。ジェニファーとライアンは同僚の関係にあるので、いつかは必ずバレますよね。カモフラージュが表札の張り替えくらいでなんとも間抜けです。

ただペイジ刑事のID確認不足によって発見が遅れてしまうのですけど。

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