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映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険(3)』のあらすじ・監督・キャスト・みどころを考察!【ネタバレなし】

子供向けかと思いきや大人の心にも深い感動と教訓を刻んだ第一作『ヒックとドラゴン』。その4年後、待望の続編として2014年に『ヒックとドラゴン2』が公開されましたが、日本ではまさかの未公開。多くの映画ファンから日本公開を求める署名が集まりましたがその思いは届きませんでした。

そして2019年12月20日、シリーズ最新作であり最終章、『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』がこの日本でも公開されます!

作品紹介

  • 原題:How to Train Your Dragon: The Hidden World
  • 上映時間:104分
  • 公開日(日本):2019年12月20日
  • 監督:デューン・デュボア

概要

『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』は、2010年に公開された『ヒックとドラゴン』の続編でありシリーズ三作目の作品です。

監督は『リロ&スティッチ』や『ヒックトドラゴン』『ヒックとドラゴン2』のメガホンをとったデューン・デュボアです。

ちなみに2010年公開の『ヒックとドラゴン』はイギリスの児童文学作家であるクレシッダ・コーウェルの同名の児童文学を原作としてます。

あらすじ

かつてドラゴンは人間の敵だったが、弱虫なバイキングの少年ヒックと傷ついたドラゴンのトゥースの活躍によって両者は共存する道を選び、バーク島で平和に暮らしていた。ところが、急激な人口&ドラゴン増加により、バーク島は定員オーバーに達してしまう。亡き父の跡を継いで若きリーダーとなったヒックは、皆と島を出て新天地を探し求めることを決意。しかし旅の途中、一行は最凶のドラゴンハンターに命を狙われ、トゥースの前には謎の白いドラゴン“ライト・フューリー”が姿を現す。やがて彼らがたどり着いたのは、人間が住むことのできないドラゴンだけの“隠された王国”だった。

映画.comより

予告篇

みどころ考察

第一作の公開から9年の月日が立ち、完結編とも言える三作目がいよいよ公開しますね。

<引っ越しアドベンチャー>と銘打って売り出していますが、要するに民族がまとめて移動するロードームービーですね。サブタイトルにもなっている<聖地>とは、ドラゴンしか住むことのできない王国のことを指すのでしょう。ただこの<引っ越し>という物語のきっかけは、『ヒックとドラゴン』というシリーズにとって中々面白いテーマを掲げて来たなと思います。

というのは、ヒックら民族は北欧の民ヴァキングであり、ヴァイキングとは移民(=引っ越し)を繰り返すことで勢力を拡大してきた民族だからです。

彼らヴァイキングがなぜ域外へ進出していったのか、現在ではいくつかの説がありますが、その中の一つに人口の過剰が原因とする説も存在するんです。つまり本作の脚本におけるインサイト・インシデント(物語の発端・きっかけ)は史実に基づいているものなんですよ。そう考えると、ある程度結末が予想できるかもしれませんね。

シリーズで一番ヴァイキングらしい物語とも言えますよね

ちなみにレッド・ツェッペリンが歌う『移民の歌』は正しくヴァイキングを歌った曲で、この曲を挿入した『マイティ・ソー/バトルロイヤル』はヴァイキングたちが信仰する北欧神話の神々たちの物語であり、その神々もまた移民する物語でした。

ロードムービーのため、道中での出会いや別れなどが大きな見どころポイントになってくると思いますが、中でも特筆したいのがライト・フューリーの登場ですね。明らかにナイト・フューリー、つまりトゥースと対をなす存在で、ライト・フューリーがヒックとトゥースの友情にどのような変化をもたらすのかは注目すべきポイントだと思います。

左がライトフューリー

また聖地(ドラゴンだけが住める土地)へたどり着いた彼らの決断が作品の評価を大きく左右することになると思います。

監督・スタッフ

続いて『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』の監督をご紹介します。

デューン・デュボア

 

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Happy Birthday to my partner in crime — my kind, funny, sassy, and sweet husband. I’m a lucky guy. I love you Babe. xo

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主な監督作は『リロ・アンド・スティッチ』『ヒックとドラゴン』『ヒックとドラゴン2』。

1990年代に『ムーラン』や『アトランティス 失われた帝国』などディズニー作品にアニメーターとして関わり、『リロ・アンド・スティッチ』で監督デビューを果たします。

その後『ヒックとドラゴン』を監督し成功を収めました。

年齢は49歳。

キャスト

続いて『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』の主要なキャストをご紹介します。

ジェイ・バルチェル(ヒック)

 

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Thank you for letting me be your Hiccup! . . . #howtotrainyourdragon #howtotrainyourdragonedit #httyd3 #httydedit

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主な出演作は『魔法使いの弟子』『ナイトミュージアム2』『ロボコップ(2014)』など。

主にコメディよりの作品に多く出演し、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』ではベン・スティラー、ロバート・ダウニー・Jr、ジャック・ブラックと共演。彼らのわがままに翻弄される若手俳優を演じた。

年齢は37歳。

アメリカ・フェレーラ(アスティ)

 

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This is Amy’s ‘why am I at comic-con?’ face. Go to my stories for answers. @tvguidemagazine @iheartmaarten @nbcsuperstore #sdcc2019

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主な出演作は『旅するジーンズと16歳の夏』『旅するジーンズと19歳の旅立ち』『エンド・オブ・ウォッチ』など。

人気TVシリーズ『アグリー・ベティ』のベティ役として広く知られる。

年齢は35歳。

ケイト・ブランシェット(ヴァルカ)

主な出演作は『エリザベス』『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ『ブルージャスミン』など。

数々の受賞歴をもち、『アイム・ノット・ゼア』では男役を演じるなど多彩な才能をもつ。2001年には第一子、2004年に第二子、2008年には第三子を出産している。

年齢は50歳。

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