みなさんこんにちは!オレンチ です!
今回は、ドルビーアトモスについてお話しします。
DolbyAtomosって?
まずはDolbyAtomos(ドルビーアトモス、以下アトモス)の前にサラウンドとは何かをおさらいしておきましょう。
[box04 title=”サラウンドとは”][/box04]サラウンド(英語:surround)は、音声の記録再生方法のひとつである。 モノラル(1.0ch)、ステレオ(2.0ch)音声よりも多くのチャンネル(3ch以上)を有する。 一般的には単にサラウンド、あるいはサラウンド音声という言い方がされる。(wikipediaより)
めちゃくそ噛み砕くと3つ以上のスピーカーから、それぞれ違う音が出ていればサラウンド!ということになります。
オレンチ
もし実際にその場にいたとしたら、当然それぞれ違う場所から音が出ていますよね。
流石に音の出所を100%再現することは不可能ですが、スピーカーの数が多ければ多いほど、多くの位置に配置することができ、その場に近づけることができるのです。
ちなみにサラウンドを表現するには以下のような表記を使います。
では、ここでよく使われるサラウンドの種類を簡単にご紹介します。
5.1ch
- センタースピーカー(スピーカーC)
- フロントスピーカー左(スピーカーFL)
- フロントスピーカー右(スピーカーFR)
- サラウンドスピーカー左(スピーカーSL)
- サラウンドスピーカー右(スピーカーSR)
- サブウーハー
計:スピーカー x 5、サブウーハー x 1
最もポピュラーなサラウンドシステムで、DVDビデオに収録されている音声はほぼこれです。
ちなみに4KUHDであってもクリストファー・ノーラン監督作品は5.1chでだったりします。
7.1ch
- センタースピーカー(スピーカーC)
- フロントスピーカー左(スピーカーFL)
- フロントスピーカー右(スピーカーFR)
- サラウンドスピーカー左(スピーカーSL)
- サラウンドスピーカー右(スピーカーSR)
- サラウンドバックスピーカー左(スピーカーSBL)
- サラウンドバックスピーカー右(スピーカーSBR)
- サブウーハー
計:スピーカー x 7、サブウーハー x 1
5.1chにさらにスピーカーを2つ足したサラウンドシステムです。
ここまでくると360度包まれている感がすごいです。
ちなみにDVDビデオで7.1chの作品は見たことがありません。多分、仕様の問題で収録もできないのかな?
Dolby Atmos(7.1.2ch)
- センタースピーカー(スピーカーC)
- フロントスピーカー左(スピーカーFL)
- フロントスピーカー右(スピーカーFR)
- サラウンドスピーカー左(スピーカーSL)
- サラウンドスピーカー右(スピーカーSR)
- サラウンドバックスピーカー左(スピーカーSBL)
- サラウンドバックスピーカー右(スピーカーSBR)
- トップスピーカー左
- トップスピーカー右
- サブウーハー
計:スピーカー x 9、サブウーハー x 1
はい。やっとドルビーアトモスまで来ましたね。
7.1chの構成に加え、天井に2つもしくは4つ足した構成がドルビーアトモスになります。
ここで9.1chじゃないの?と疑問に思われる方がいるかと思いますが、
そうなんです。9.1chじゃないんです。
天井のスピーカーは別のオクテッドで数えられ表記の見方は以下のようになります。
これは組み方次第で、5.1.2chだったり7.1.4chだったりと好きなように組むことができます。
いかがでしょうか?
単純にスピーカーの数だけで見ても凄さが伝わるかと思いますが、サラウンドというものは、出るべき場所から音が出るようにプロが調整して収録されている点にあります。
次からは出るべき場所から音が出るとどのように感じるのか、実際に僕が感じた映画を例に挙げてみました。
DolbyAtomosだとこんな映画体験ができる
例えば、
- 映画『ライフ』のカルビンが天井をはうシーンは、実際に天井をはっているように聞こえたり、
- 映画『10クローバーフィールドレーン』で車が横転した時、前後左右上下から地面にぶつかる音がしたり、
- 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ではサノスの月が頭上から落ちてきたりします。
要は頭上から音を出すことで最高の映画体験を演出する音響だということです!
もっと細かいことを知りたい方はドルビーの公式ページをご覧ください。
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