映画だらけのオレンチ 
| オススメ度 | (4/5) |
| 公開日 | 2022年 |
| 制作国 | 日本 |
| 上映時間 | 110分 |
| ジャンル | アニメ ミステリー |
ハロウィンシーズンの東京・渋谷。コナンたち招待客に見守られながら、警視庁の佐藤刑事と高木刑事の結婚式が執り行われていたが、そこに暴漢が乱入。佐藤を守ろうとした高木がケガを負ってしまう。高木は無事だったが、佐藤には、3年前の連続爆破事件で思いを寄せていた松田刑事が殉職してしまった際に見えた死神のイメージが、高木に重なって見えた。一方、同じころ、その連続爆破事件の犯人が脱獄。公安警察の降谷零（安室透）が、同期である松田を葬った因縁の相手でもある相手を追い詰める。しかし、そこへ突然現れた謎の人物によって首輪型の爆弾をつけられてしまう。爆弾解除のため安室と会ったコナンは、今は亡き警察学校時代の同期メンバー達と、正体不明の仮装爆弾犯「プラーミャ」との間で起こった過去の事件の話を聞くが……。
eiga.comより引用
- 国際的な爆弾魔「プラーミャ」 VS コナン！
- 今回の爆弾は異なる薬品が混ざり合うことで爆発してしまう超インテリ爆弾！
- 佐藤刑事の花嫁姿にも注目！
『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』は、アニメ『名探偵コナン』シリーズの劇場版第24作目の作品です。
今作は『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』は渋谷を舞台に国際的な爆弾魔「プラーミャ」（ロシア語で”炎”の意）とコナンの対決を描いた作品です。
ことの発端はプラーミャが公安の安室とその同期４名と因縁があり、生き残った安室の元へ再び戻ってきたため。時を同じく高木刑事と佐藤刑事の結婚式が行われ・・・。
一見、上記のように何も関係のない映画の冒頭ですが、クライマックスに向かうにつれて上手く重なっていくので無駄がなくよかったですね。
コナン映画といえば”爆破”と言えるくらいお馴染みな犯人の手段ですが、今作の爆弾はこれまでと一味違って爆弾そのものでサスペンスを生むような設計になっているのが面白いですね。
今回の爆弾は異なる薬品が混ざり合うことで爆発してしまうという非常にケミカルなもので、時限装置よりも視覚的にサスペンス（ハラハラ具合）がわかりやすく、犯人のインテリ度も３ランクくらい上がってみる気がします。さすが国際的な爆弾魔！と言ったところでしょうか。
この異なる薬品が混ざり合うことで爆発する爆弾ですが、明らかに影響を受けているであろう作品が『ダイ・ハード３』ですね。ただ個人的にはインスピレーション元の『ダイ・ハード３』よりも面白かったですw
またこれまでのコナン映画とは明らかに”ライティング”が異なり、視覚的な表現力も格段に上がっている気がします。ぜひ本作の光の当たっている部分や影の部分。シチュエーションに合わせた光の量などを気にして鑑賞してみてください。
佐藤刑事の花嫁姿から始まることもあり、今作は佐藤刑事にスポットライトを当てた作品でもありますね。
そんな、『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』ですが、気になる方は是非ご鑑賞ください。
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配信状況は2023年5月6日時点のものです。
