オススメ度 | (3/5) |
公開日 | 2008年 |
制作国 | 日本 |
上映時間 | 115分 |
ジャンル | アニメ ミステリー |
- 劇場版久しぶりの骨太ミステリー!
- 音楽アカデミーを舞台にオペラがモチーフの作品!
『名探偵コナン 戦慄の楽譜』は、アニメ『名探偵コナン』シリーズの劇場版第9作目の作品です。
今作は『名探偵コナン 戦慄の楽譜』は音楽アカデミーを舞台に展開される殺人事件がテーマになっており、劇場版としては久しぶりに骨太ミステリーがやってきたと言う印象です。
本作のゲストとなる登場人物が多く登場。容疑者の数も被害者の数も多いので、1回見ただけでは人間関係で混乱する可能性が高いのが難点ですね。一応補足としてコナンがわかりやすく相関図を解説してくれるので、ついていけないことはないですが、2度目の方がより理解が進み面白い作品かもしれません。
コナンの映画は様々な歴史や教養がモチーフになっていることが多く、観るだけでちょっとした蘊蓄(うんちく)が増えていくのも嬉しいポイントですね。今回は絶対音感がモチーフになっており、三人の絶対音感の持ち主が物語を転がします。
その中の一人というのがコナン(新一)なんですが、コナン(新一)って音痴の設定なんですよね。音痴なのに絶対音感って外から入っていくる音と自分の出す音の乖離が凄すぎて酔ったりしないのだろうか・・。なんてツッコミを入れたくなるような場面も多々ありましたw
1997年に公開された『時計じかけの摩天楼』から11年も経っており、主流の連絡手段(特に新一と蘭の会話)が公衆電話からいつの間にかガラケーが変わっている点も時代の流れを感じられて面白いポイントでした。
そんな、『名探偵コナン 戦慄の楽譜』。是非ご鑑賞ください。
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