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MCUの舞台裏『エイジオブウルトロン』─不気味な谷を使ったヴィジョン─

みなさんこんにちは!オレンチです!

この記事を開いていただきありがとうございまする。

2019年4月26日に『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開に向け、当ブログではマーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)を製作者目線で振り返って参ります。

初めてこの記事に訪れた方のために簡単に説明しておきますと、すでに発売されているDVDやブルーレイの特典映像から、ちょっと「ヘェ〜」な小ネタや裏話、掘り出し物の情報を引き出しながら、シリーズ作品を振り返って「アベンジャーズ/エンドゲーム」に備えよう!という意気込みです。

さて今回はMCU第10作目『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』です。

前回の記事はこちら

MCUの舞台裏!第10回『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』─ジェームズ・ガンの人望はここを見よ!─

今回もブルーレイに収録されている約20分の特典映像、

および

ジョス・ウィードン監督による音声解説を参考に『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を振り返ってみました!

この記事はブルーレイに収録されている特典映像および音声解説を参考にしています。

ではさっそく本題に入っていきましょう!

業界用語「不気味の谷」とは

はい。それでは記事のタイトルにもある通り、「不気味の谷」という謎の業界用語とポール・ペタニー(ヴィジョン)の関係について説明しましょう!

そもそも本作のヴィジョンの顔を見て、特殊メイクよりもCGっぽい!って思った方いませんか?

僕は初見の時なんとなく違和感を感じました。

でもその違和感が逆に「気持ちいい〜」と、なんとも不思議な感覚だったのを覚えています。

で、そんな違和感を持ったそこのあなた!

ある意味正解です!

というか僕も含めなんですが、ヴィジョンの顔にCGっぽい違和感を感じた人は完全に作り手の術中にハマってます!

話を「不気味な谷」に戻しましょう。

CGで人物を描いた時、リアルにすればするほど気味が悪くなる感覚はありませんか?

映画版『ファイナルファンタジー』とか、『ローグ・ワン』のレイア姫や『ポーラー・エクスプレス』なんかはよく見ると気味の悪さがありますよね。

このCG感から来る気味の悪さを「不気味の谷」と業界で呼ぶそうです。

そしてMCUに登場するヴィジョンは、「不気味の谷」を逆手に取ったキャラクターだったのです!

もちろん生身のポール・ペタニーが特殊メイクを施して実際に演技をしているのですが、製作陣はAI感に物足りなさを感じていました。

そこで一旦ポールペタニーの顔をコンピューターに取り込み、再度描き直す(リバースエンジニアリング)をすることによってあの違和感を演出していたんです。

不気味の谷のポール・ペタニーもといヴィジョン。 うーん。気味悪。

 

これは完全に発想の勝利ですね。

もしリバースエンジニアリングを施していなければ、『テラフォーマーズ』の触角に生気が無かったのとは逆に、ヴィジョンから生気を感じてしまいチープなキャラクターに成り下がってしまっていたでしょう。

舞台俳優ジェームズ・スペイダー a.k.a ウルトロン

ジェームズ・スペイダーと聞くと真っ先に思いつくのが、『スターゲイト』のハンサム担当ですが、すっかりとお変わりになられて…。

ビフォー よく見るとビフォーも微妙かw?

アフター

 

とまぁジェームズ・スペイダーの劇的ビフォーアフターは今回の話と全く関係ないので本題に入ります。

近年、技術の進化からモーションキャプチャーという技術は、パフォーマンスキャプチャーという技術に変わりました。

何が違うかというと、

モーションキャプチャー

まず体の動きからコンピュータに取り込んだのち、あとで表情を撮る技術。

パフォーマンスキャプチャー

体の動きと表情をその場でコンピュータに取り込むことができる技術。

つまりパフォーマンスキャプチャーになることによって、より俳優の演技が顕著に現れるようになったと言えます。

今回のウルトロンは全編通してジェームズ・スペイダーがパフォーマンスキャプチャーで演じているからこその貫禄なんですね。

 

アベンジャーズがアベンジャーズタワーでウルトロンとファーストコンタクトするシーンでさえ、ジェームズ・スペイダーが演じているのです!

あの首の曲がり具合とか、気味の悪い歩き方とか全てジェームズ・スペイダーの演出です。

この辺は特典映像で見ることができるので必見です!

撮影の裏話

「みんなが一緒だとジョスは大変だ。仲が良すぎる集団はすぐ羽目を外す。」
──ジェレミー・レナー(映画俳優)。

つまり俳優陣はみんなクッソ仲が良いつうこった!!w

この辺は是非特典映像を見てください!仲睦まじいというのはまさにこのこと!

悪ふざけするキャップとナターシャ・ロマノフの姿は特に必見ですよ!

ただし、その一方で3年前の『アベンジャーズ』とは違い、皆スターとなりのスケジュールが合わなかったことも多々あったようです。

会話しているようで別日に収録したシーンもたくさんありました。

例を挙げると、終盤にロマノフがバナー博士をソコヴィアの奈落へ突き落とすシーンがありますが、あれは完全に別日で収録しています。

そう思うと編集の力ってすごいですね。

コチラもおすすめ

さて今回もここまで読んでいただきありがとうございました!

読んでいただけた方が一人でもいたなら感謝感激です!

次回はついにフェイズ2の箸休め。

第12回『アントマン』です!

MCUの舞台裏!『アントマン』─あの戦車は本物だった!?─ネタバレ・感想・解説

まとめ記事はこちらです。

【まとめ】マーベル・シネマティック・ユニバースの舞台裏!

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