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映画『スターウォーズ:エピソード9 スカイウォーカーの夜明け』のあらすじ・監督・キャスト・みどころ考察!【ネタバレなし】

1977年、映画『スターウォーズ』がこの世に生み出されたのと同時にスカイウォーカー家の伝説《サーガ》は始まりました。それから42年後・・・。きたる2019年12月20日にスカイウォーカー家の伝説《サーガ》は幕を下ろすことになります。

作品紹介

  • 原題:Star Wars: The Rise of Skywalker
  • 上映時間:142分
  • 公開日(日本):2019年12月20日
  • 監督:J・J・エイブラムス

概要

『スターウォーズ:エピソード9 スカイウォーカーの夜明け』(以下『スカイウォーカーの夜明け』)は2015年から始まった『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』に続く続三部作(シークエル)最後の作品です。

監督は前作『最後のジェダイ』のライアン・ジョンソンから『フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムス(以下JJ)に交代。JJは『フォースの覚醒』から舞い戻った形になりますね!

あらすじ

はるか彼方の銀河系で繰り広げられる、スカイウォーカー家を中心とした壮大なサーガの結末は、“光と闇”のフォースをめぐる最後の決戦に託された。祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぎ、銀河の圧倒的支配者となったカイロ・レン。伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの想いを引き継ぎ、フォースの力を覚醒させたレイ。そして、R2-D2、C-3PO、BB-8らドロイドと共に銀河の自由を求めて戦い続ける、生きる英雄レイア将軍、天才パイロットのポー、元ストームトルーパーのフィンら、レジスタンスの同志たち…。

cinemacafe.netより)

予告篇

第一弾

第二弾

第三弾

みどころ考察

いわゆる正史と呼ばれる(タイトルにエピソードが付くもの)作品の中では9作目。スピンオフの2作を含めると11作目。劇場公開されたCGアニメ版を含めると実に12作もの数に及びます。

正史は大きく分けて3つに区切られ、それぞれ

共和国から帝国へ。アナキン・スカイウォーカーがダース・ヴェイダーという闇へ堕ちていく様を描いた、

[box05 title=”新三部作(プリクエル)”]
  • 『エピソード1 ファントム・メナス』
  • 『エピソード2 クローンの攻撃』
  • 『エピソード3 シスの復讐』
[/box05]

 

暗黒の時代、帝国vs反乱軍。ルーク・スカイウォーカーがジェダイへと成長していく様を描いた、

[box05 title=”旧三部作(オリジナル)”]
  • 『エピソード4 新たなる希望』
  • 『エピソード5 帝国の逆襲』
  • 『エピソード6 ジェダイの帰還』
[/box05]

 

帝国の復刻を狙うファーストオーダーとそれを阻止するレジスタンス。ライトサイドのレイとダークサイドのカイロ・レンの成長を描いた、

[box05 title=”続三部作(シークエル)”]
  • 『エピソード7 フォースの覚醒』
  • 『エピソード8 最後のジェダイ』
  • 『エピソード9 スカイウォーカーの夜明け』
[/box05]

 

に分けられます。

並べてみていただければわかる通り、時系列的に見ても最も新しい時代の作品ということになります。

ゆえに本作の見どころは、これまで正史で語られてきた出来事の回収や浄化、もしくはこれまでに登場してきた人物への敬意や懐旧といったところにあると思います。

出来事の回収や浄化といった観点で見てみると、予告編を解析するかぎり示唆されているエピソード1~6までの悪の元凶、皇帝・パルパティーン復活です。デススターの残骸とパルパティーンが座っていた玉座らしきもの。そして印象的な笑い声が予告編では提示されており、その真意は本作最大の見どころと言えるでしょう。

また、おそらく終盤のシーンかと思いますが、デススターの残骸の上で打ち上がる波を被りながら決闘に挑むレイとカイロ・レンの姿は『シスの復讐』における《ムスタファーの決闘》を彷彿させ、溶岩から海に背景が変わっている点も面白いですね。

ムスタファーの決闘を彷彿させるシーン

さらに浄化すべきは、シークエルで描かれてきた各登場人物の未清算のタスクです。とりわけハン・ソロの息子であり、現段階ではスカイウォーカーの血をひく最後の者となったカイロ・レンの行く末には大注目ですね。

経緯や懐中といった観点で観た場合、なんといってもランド・カルリジアンの復活は大きなみどころ。演じる俳優はビリー・ディー・ウィリアムズで、旧三部作(オリジナル)と同じ役者だということがより一層期待を高めますね。ハン・ソロの亡き後、ランド・カルリジアンがミレニアムファルコンの船長席へ座る瞬間は自然と涙がこぼれてしまいそうです。

ファルコンの操縦席に座るランド・カルリジアン

さらに予告篇だけですでに涙腺を崩壊させたC-3POの「最後にもう一度だけ、友人たちに」というセリフ。このセリフは明らかに何かを決断した・・・それも己の身を危険にさらす覚悟をした証のように聞こえます。

正史では唯一9作全ての作品に登場してきたC-3POとR2-D2ですが、3POは全ての冒険に最も消極的でした。その3POが恐らく誰よりも積極的に動こうとするその様は本作、真の最大の見どころだと思います。

決意の3PO

監督

続いて『スカイウォーカーの夜明け』の監督をご紹介します。

J・J・エイブラムス

 

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#BelieveSurvivors #TimesUp

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主な監督作品は『M:i:III』『クローバーフィールド/HAKAISHA』『スター・トレック』など。

その他多くのTVドラマも手掛けており、『LOST』はその代表作です。

完璧な秘密主義として有名で、今回の『スカイウォーカーの夜明け』にもあっと驚く衝撃の結末がまっていることでしょう。

キャスト

続いて『スカイウォーカーの夜明け』の主要なキャストをご紹介します。

デイジー・リドリー

主な出演作は『フォースの覚醒』『オリエント急行殺人事件』『最後のジェダイ』など。

『フォースの覚醒』で主人公レイ役を演じたことで一躍有名となりました。

アダム・ドライバー

主な出演作は『フォースの覚醒』『ローガン・ラッキー』『最後のジェダイ』『ブラック・クランズマン』など。

アダム・ドライバーも『フォースの覚醒』で悪役カイロ・レンを演じ一躍有名となりましたが、その後主演級の作品が急増。今最も注目すべき若手俳優の一人です。

ジョン・ボイエガ

主な出演作は『アタック・ザ・ブロック』『デトロイト』『パシフィック・リム:アップライジング』など。

また続三部作(シークエル)全ての作品に主要キャストとして出演しています。

ジョン・ボイエガはエドガー・ライトプロデュースの『アタック・ザ・ブロック』で注目を浴び、『フォースの覚醒』に抜擢。以来ハリウッドの前線で活躍し続けています。

オスカー・アイザック

主な出演作は『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』『エクス・マキナ』『X-MEN: アポカリプス』など。主要キャストの中では経験が頭一つでていると言った感じでしょうか。

『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』と『エクス・マキナ』では数々の賞を受賞している実力派の俳優です。

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