映画だらけのオレンチ 
| オススメ度 | (3/5) |
| 公開日 | 2013年 |
| 制作国 | 日本 |
| 上映時間 | 110分 |
| ジャンル | アニメ ミステリー |
鈴木財閥がニューヨークのオークション会場でゴッホの名画「ひまわり」を落札。絵画を守るため、毛利小五郎をはじめとするスペシャリスト、通称7人のサムライが招集された。そこに突如、怪盗キッドが出現。キッドは必ず絵を奪うと宣戦布告する。
U-NEXTより引用
- フィンセント・ファン・ゴッホの『ひまわり』をテーマにした作品！
- 久しぶりにコナン vs 怪盗キッド！な作品！
『名探偵コナン 業火の向日葵』は、アニメ『名探偵コナン』シリーズの劇場版第19作目の作品です。
今作は『名探偵コナン 業火の向日葵』はフィンセント・ファン・ゴッホの『ひまわり』をテーマにした作品で、怪盗キッドとコナンの対決が主軸としています。
劇場版には幾度となく登場した怪盗キッドですが、登場回を重ねるごとにコナンの好敵手から仲間のような存在にかわり、コナンとキッドのタッグが面白かったりもしたのですが、本作は原点回帰と言えばいいのか、キッドがしっかりと敵側に回っています。
本作を楽しむためにはある程度、ゴッホの『ひまわり』と言う作品について知っておいたほうがいいかもしれません。
ゴッホの『ひまわり』は全部で７作品あり、その一つである通称”芦屋のひまわり”は日本に所蔵されていたのですが、第二次世界大戦の空襲により焼失してしまっています。
しかし本作は”芦屋のひまわり”は実は焼失していなかった！と言うところから物語がはじまり、鈴木財閥が７つ全ての『ひまわり』を一度に鑑賞することができる美術展を開催するという展開へと進んでいく形に。その絵画をキッドが盗もうとしているというのがストーリーの推進力になる部分ですね。
ただしキッドは宝石専門の泥棒で、絵画に興味はないはずなのに一体なぜ？という点にある意味ミステリーが隠されていた作品でした。
キッドが絵画を狙う理由。そして”芦屋のひまわり”にまつわるある素敵な秘密。この辺りが本作の面白ポイントですね。
ミステリーはあることにはあるんですが、犯人の動機にはかなりツッコミどころが・・・。いつもとはちょっと違うキッドを楽しみたい人にはおすすめな一本かもしれません。
なにより”芦屋のひまわり”にまつわる素敵な秘密が個人的には好みなのでコナン好きじゃない人にもおすすめしたい一本でした。
そんな、『名探偵コナン 業火の向日葵』ですが、気になる方は是非ご鑑賞ください。
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配信状況は2023年5月5日時点のものです。
