オススメ度 | (4/5) |
公開日 | 2020年 |
制作国 | アメリカ |
エピソード数 | 16話(2シーズン) |
1話平均 | 30分 |
ジャンル | ドラマ |
- 1話30分完結のアンソロジーシリーズ!
- アメリカ合衆国における移民のお話
- マイクロアグレッションに気付きを。
『リトル・アメリカ』はアメリカ合衆国における移民の人たちのことについて描いた、1話完結のアンソロジーシリーズ(オムニバスシリーズ)。
いかにアメリカ合衆国が他民族の国なのか、少数派の民族の人々はどのような思いをして日々暮らしているのか。どんなマイクロアグレッションを浴びて生活しているのか。など1話ごとにインドやケニア、イランや中国など、どの国から移民してきたかにフォーカスして彼らの悩みを描いています。
マイクロアグレッションとは加害者さえも気づいていない、見えない差別のことで各話で様々なマイクロアグレッションを感じることができます。
本作の物語は全て実話でエピソードの終わりに必ず、本人の写真と後日談が短くテキストでまとめられています。
それぞれ映画になるような大成したような物語というわけではなく、移民としての市井の人々の日常で起きたちょっとした出来事が描かれており、等身大でとても共感を生むものになっているかと思います。
日本国内においては移民という文化にあまり馴染みがないような気もしますが、日本に暮らすクルド人少女の青春を描いた『マイスモールランド』が暴露したように、日本に住んでいたとしても無視できない問題です。
2020年にこのドラマが配信されたのはとても意義のあることで、おそらくドナルド・トランプへの抵抗運動としても機能していたのかと思います。
1話役30分なのでサクッと見やすいのも嬉しいドラマです。
そんな『リトル・アメリカ』、是非ご鑑賞ください。
配信状況は上記の通り。『リトル・アメリカ』はAppleTV+が独占配信している作品なので、AppleTV+でのみ鑑賞することが可能です。全話見放題で配信しているので、お試し期間中に解約すれば無料で全話見ることも可能です。
AppleTV+は全てオリジナル作品を展開している配信サービス。見渡す限りオリジナル作品で、配信オリジナルが好きな人にとって金脈のような配信サービスです。
どのドラマや映画もハリウッドで一度は見たことがある俳優が出演しており、スティーブン・スピルバーグなどの有名監督も参加しています。ここでしか見れないような掘り出し物を探している人にとって非常にお勧めな動画配信サービスとなっています。
結論『リトル・アメリカ』を観たい人はAppleTV+一択です!