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『スーパーコンボ』って結局どう?ワイスピシリーズの原題を改めて振り返る

みなさんこんにちは!オレンチ(@1080Buttobi)です!

「ワイルドスピードシリーズ」略してワイスピの最新作、

原題:Hobbs & Shaw

の公開が日米同時の8月2日に迫る中、先日とうとう邦題が発表されましたね!

その名も…

『ワイルドスピード/スーパーコンボ』

スーパーコンボ…

SUPER COMBO!?

スーパーコンボ!!?

と、誰もが「嘘だろ…」と思った邦題ですが、マーケティング観点から言えばなんとなくニュアンスが伝わる分、「スーパーコンボ」の方が正解なのでしょう。

ただですね、このシリーズに関してはやっぱり原題がとっても秀逸なんですよ。

とまぁ今回は、

「マーケティング観点は抜き 放題ディスりは無し」

でワイスピシリーズの原題について好きなように語らせていただこうと思います!w

原題でシリーズを並べてみた

とりあえず、ワイスピシリーズの原題を並べてみましょう。

1作目

  • 原題:The Fast and The Furious
  • 邦題:ワイルド・スピード

そもそも1作目の時点で原題と邦題とでかけ離れてますよね。

原題のfast and furiousは熟語になっているらしく、その意味は「めっちゃ速い!」(かなり噛み砕いた!w)だそうです。

この時点で「ワイルド・スピード」という邦題をつけた、日本のマーケティングの皆さんはなかなか素晴らしいですね。

《fast and furious》というフォントから「めっちゃ速いカーチェイスの映画!」と連想する人は帰国子女くらいでしょう。

その点、《ワイルド・スピード》って見るだけでめっちゃ速そう!って思えてきますものね。

この時点では秀逸な邦題だったと思います。

2作目

  • 原題:2 Fast 2 Furious
  • 邦題:ワイルド・スピードX2

続いて2作目。

この原題、ただ「The Fast and The Furious」にしないあたりがめちゃくちゃカッコ良いですよね。

二人のFAST(速さ)、二人のFurious(怒り)というようにバディムービー感が強く感じられますよね。

また、作品の性格にもよくあったHIPHOPらしさがよく出ていると思います。

3作目

原題:The Fast and the Furious: Tokyo Drift

邦題:ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT

ここは、結構まんまなので割愛しますw

唯一捻りのない駄タイトルでした。

4作目

原題:Fast & Furious

邦題:ワイルド・スピード MAX

4作目あたりから原題の秀逸さが一気に目立つようになります。

原題は《and》をシンプルな《&》にして、ナンバリングタイトルを入れていないことから、原点回帰を連想させています。

内容もよ〜く思い出すと、1作目のキャストが全員戻ってくるお話でした。

シリーズとしてもここから再スタートを切ったと行っても過言ではないでしょう。

5作目

原題:Fast Five

邦題:ワイルド・スピード MEGA MAX

さて、5作目。

本シリーズの頭文字「FF」に韻を踏んでFastFiveとしています。

これめちゃくちゃかっこいいですよね!シンプルながら、韻を踏むことでこれ以上ないほど、作品のカラーがタイトルに出ている超絶秀逸なタイトルだと思います。

6作目

原題:Fast & Furious 6

邦題:ワイルド・スピード EURO MISSION

6作目と7作目はシンプルにナンバリングされているだけでしたね。

7作目

原題:Furious 7

邦題:ワイルド・スピード SKY MISSION

この場を借りて、

本当に惜しい俳優を亡くしました。

多くの方がそうだと思いますが、僕が本当に愛した俳優さんの一人でした。

ラスト、俳優陣の目が一生忘れられない作品ですね。

あれは演技ではなく、

ドミニク・トレットではなく、ヴィン・ディーゼルの…

レティ・オルティスではなく、ミシェル・ロドリゲスの…

ローマン・ピアーズではなく、タイリース・ギブソンの…

テズ・パーカーではなく、クリス・”リュダクリス”・ブリッジスの…

それぞれ本心の目だと信じています。

8作目

原題:The Fate of Furious

邦題:ワイルド・スピード ICE BREAK

さて、ナンバリングタイトルでは最新作の8作目ですが、こちらもかな〜り秀逸!

お馴染み《F》にかけてFate(運命)を入れ、Fateは8(Eight)と韻を踏んでいるんすね。

こちらも作品のカラーが全面に出ている秀逸タイトルだと思います。

スピンオフ

原題:Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw

邦題:ワイルド・スピード/スーパーコンボ

そしてスピンオフの本作。

Presents:がスピンオフ感を出していますよね。

またFast & Furiousに対してHobbs & Shawという風に&で韻を踏んでいるのがわかります。

これまたかっこいい原題でした!

終わりに

いかがでしたか?

原題と邦題の問題は、終わることなき問題でしょうが、こうやって振り返ってみたり、原題の意図をたどってみるとまた面白かったりしますよね。

逆に明らかに秀逸な邦題があったりして、(『俺たちに明日はない(原題:Bonnie and Clyde)』あたりがそうだと思ってます。)タイトル一つをとってみても映画って面白いです。

いつか「邦題が秀逸な映画まとめ」と「邦題がクソな映画まとめ」でもしようかな!

それではまた!

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