「ソーとロキはバットマンとジョーカーのように表裏一体なんだ。」
──メイキングより。
みなさんこんにちは!オレンチです。
まずはじめにこの記事を開いていただきありがとうございます。
できれば最後までお付き合いいただけると幸いです。
2019年4月26日に「アベンジャーズ/エンドゲーム」が公開されますね。当ブログではマーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)を製作者目線で振り返って参ります。
さて今回はMCUシリーズ第8作目『マイティ・ソー/ダークワールド』です。
初めてこの記事に訪れた方のために簡単に説明しておきますと、すでに発売されているDVDやブルーレイの特典映像から、ちょっと「ヘェ〜」な小ネタや裏話、掘り出し物の情報を引き出しながら、シリーズ作品を振り返って「アベンジャーズ/エンドゲーム」に備えよう!という企画です。
前回の記事はこちら
今回はブルーレイに収録されている約30分の特典映像、
およびアラン・テイラー(監督)、ケヴィン・ファイギ(制作)、トム・ヒドルストン(ロキ役)、クレイマー・モーゲンソー(撮影)の4名による音声解説を参考に『マイティ・ソー/ダークワールド』を掘り下げてみました。
みんな!大好きトム・ヒドルストンが解説にいるぞ!!この記事もいいけど、ぜひ自分の耳でトムヒの音声解説を聞いてくれ!声だけでチョーかっこいいぞ!
それでは本題に入って参りましょう。
実質、ロキ3部作でした。
今回も音声解説を鑑賞していると、エンドクレジット付近でMCUの仕掛け人ケヴィン・ファイギがとても興味深いことを語っていました。
「『アベンジャーズ』も含め三作品を振り返るとロキ三部作だったね。」と。
さて、まずは1作目『マイティ・ソー』を振り返ってみましょう。
『マイティ・ソー』では冒頭で王になると約束された少年が、自身の出自を知り、辛い現実とともに深淵へと落ちていきます。
これはロキの話ですね。
続いて、『アベンジャーズ』です。
深淵に落ちたロキは完全な悪となり、王座を狙うが失敗に終わります。
これもロキの話ですね。
そして本作『マイティ・ソー/ダークワールド』。
『アベンジャーズ』で王座を手にいれれなかったロキが、今度は人知れず王座に就く手はずを整えました。
これはロキの話でしたね。
ちょっと茶化し気味に話を進めてきましたが、振り返ってみるとMCUの中心には間違いなくロキの存在があります。
作り手側がここまで意識して作っていたかは定かではありませんが、ひいきに扱われているキャラクターであることは間違いないです。
おまけ映像を除けば、最後のカットも締めくくりはロキの王座でした。
特に本作はソーとロキが表裏一体であることを強く意識されて作られていますね。
ソーあるところにロキありなのです。
本作以降のネタバレは本意ではないので詳細は省きますが、結局この後も『マイティ・ソー/ラグナロク』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でも同じことが言えると思います。
そう思うと本作が割と重要な位置付けをした作品なのでは?とも思えてきちゃいました。
ロキはソー役でオーディションを受けていた
ちょっと裏話を一つ。
ロキ役のトム・ヒドルストンですが、元々はソー役でオーディションに受けていたそうですよ。
実際かなり鍛えてきていたらしく、特典映像にソーを演じるトム・ヒドルストンの貴重な映像も含まれていました。
うん。ロキ役で良かった!
半裸で金髪のトム・ヒドルストンがハンマーを振りかざす映像なんですが、ニコラス・ケイジがスーパーマンを演じるくらい合ってなかったです。
『キングコング/髑髏島の巨人』ではかなりタブガイ役でかっこよかったのになんででしょうね。
ソーにはレスラー的なイメージが含まれてるからかな?トムヒはどうみてもレスラーじゃないですもんね笑。
おまけ映像にかける想い
今回は音声解説にケヴィン・ファイギが参加しているということで、MCUでお馴染みの”おまけ映像”を入れる理由と逸話を話してくれました。
まず根本的な理由としては、やっぱり観客にエンドクレジットを見てほしいということが理由です。
そしてもう一つ、ケヴィン・ファイギの個人的な思いも込められていました。
エンドクレジットで余韻に浸るタイプの少年だったケヴィン・ファイギが、『フェリスはある朝突然に』のエンドクレジットをいつものように眺めていると、最後の最後でフェリスが再登場するではありませんか!
これに受けた感動が大きく、今でもおまけ映像を入れ続けているそうですよ。
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ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
読んでいただけた方が一人でもいたなら感謝感激です!
文章も内容も日々精進してまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
次回は、第9回『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー』です!
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2020年3月28日 23:59まで配信です。
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