オススメ度 |
公開日 | 2004年 |
制作国 | 日本 |
上映時間 | 108分 |
ジャンル | アニメ ミステリー |
- 怪盗キッド、2度目の登場!前回よりも出番多数!
- ミステリー作品というより、航空パニック映画!
『名探偵コナン 銀翼の奇術師』は、アニメ『名探偵コナン』シリーズの劇場版第8作目の作品です。
今作は『名探偵コナン 銀翼の奇術師』は、劇場版3作品目『世紀末の魔術師』以来、怪盗キッドが2度目の登場を果たした作品。
ジャンボジェット機の中で起きた航空パニックがテーマになっており、さながら『大空港』(70)のような展開に。
もちろんコナンなのでミステリーも起きるのですが、正直に言って他の劇場版作品と比べるとフーダニット(誰が?)、ハウダニット(どうやって?)、ホワイダニット(なぜ?)はかなり弱く、テレビシリーズと大きな差はありません。(劇場版の犯人は崇高な目的だったり、目も当てられないサイコパスだったりしますよね。)
今作の場合ミステリーは、目的ではなく後半の航空パニックへとつなげる手段となっているので、ミステリー好きよりもパニック映画好きな方におすすめできる作品かもしれません。
怪盗キッドは前回登場した『世紀末の魔術師』よりも出番も活躍もボリュームアップ。キッド好きにもお勧めできる作品ですね。キッドとしてのコスチュームで登場するシーンは前回同様多くはないですが、コナンも観客もキッドが変装している人物が理解できる構造なので、コナンとキッドのタッグを観ているかのような面白さがあります。
それにしても劇場版でコナンが銃を撃ったり、ヘリを操縦したり、ジャンボジェットを操縦したりしたとき発する”昔でハワイで親父とマウント”がだんだん癖になってきますね。
前述通りパニック好きな僕としては十二分に楽しめた作品であり、クライマックスの蘭と園子のタッグシーンはなかなかエモーショナルなシーンでした。
そんな、『名探偵コナン 銀翼の奇術師』。是非ご鑑賞ください。
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